もうけた命(NMさんの場合)~気管支内視鏡検査への不安

 直ちに気管支内視鏡検査が必要ということになった。

 カゲが小さいということは、病気もたいしたことはないということかな?ところで、前に胃カメラは飲んだことがあるが、気管支は初めてだ。カメラを気管支に入れるなんて信じられない。もしも麻酔が効かなかったら、どうなるんだろう。苦しそうな検査だなあ、などと考えていると、看護師から検査についての詳しい説明があるという。

「検査当日は朝ご飯を食べないで下さい。水分は、少しだけならかまわないです。胃をできるだけ空っぽにした状態で検査をします。のどを通して内視鏡カメラを気管に入れますから、最初に口とのどに麻酔をします。

 苦い薬ですが、これが効けば口ものども全部しびれて感覚がなくなります。そうすれば、内視鏡も簡単に通すことができます。ですから、この最初の麻酔が一番肝心です。大丈夫です。指示どおりにやっていただければいいんです。心配ありません」

 内視鏡検査がどうしてもうまくいかないという人がいる。これは、咽頭(のど)の麻酔が十分に効いていないために起こることが多いと思う。内視鏡検査の麻酔薬は通常の簡単な手術に使われるのと同じ局所麻酔薬が使われる。この薬は苦い。最初に、この麻酔薬の入ったゼリー剤を口に含んで口内から咽頭の入り口をしびれさせる。

 気管支鏡検査では、つぎに同じ麻酔薬の噴霧剤を使って咽頭の奥から喉頭までを麻酔する。これが十分にできれば検査の麻酔が半分以上済んだことになる。息を吸い込む時、息と同時に噴霧の麻酔薬を吸い込むようにすれば、麻酔が効きやすい。

※このブログが本になりました。「がんになって分かったこと~さまざまながんの素顔と元気な患者たち」という書名で、文芸社からの出版です。ネット販売もしています。

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