もう一度歩きたい(KKさんの場合)~骨転移の治療の効果

 KKさんには放射線治療と同時に抗がん剤による治療を行うことになった。放射線治療は1日に1回、10分程度で終わる。これを月曜から金曜まで週5回、4週間行った。

 抗がん剤治療は、点滴で行った。放射線治療が始まると同時に抗がん剤の点滴治療を行ない、5日間続けた。

 抗がん剤の点滴治療には、薬によって違ういくつかの方法があるが、多くは4~5日の点滴で1通りの治療を終え、その後1か月間はなにもせずにそのまま様子を見ていくことにする方法が多い。

 これによって副作用の具合と抗がん剤の効き方を見る。白血球が減るなどの副作用は治療が始まってから数週間のうちに出るから、1か月というのはそれを確認するのにちょうどいい期間なのである。

 ただ、放射線治療と抗がん剤治療を合わせて行う場合には、抗がん剤の副作用と放射線治療の副作用とが重なって、吐き気などの消化器症状や白血球や血小板が減るなどの副作用が、より重く出ることがある。

 しかし、KKさんには、白血球の減少があっただけで、よく見られる吐き気なども含め特別問題になる副作用が出なかった。そして何よりも、この治療で痛みは軽くなった。

※このブログが本になりました。「がんになって分かったこと~さまざまながんの素顔と元気な患者たち」という書名で、文芸社からの出版です。ネット販売もしています。

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