がんなんて本当?(KWさんの場合)~最初の肩の症状は?

 KWさんにとっては、肺の転移が見つかることになった最初の症状、つまり肩こりと首の痛みのほうが気になる。それが一向によくならないことを考えると、もしかするとやはりがんの転移ではないのかと考えてしまうこともある。

 しかし、かかりつけの整形外科医はいう。

「KWさん、それは頸椎の老化現象によるものですよ。重い頭を支えてきた頸椎の椎間板がつぶれたことが原因です。そのため、その上下の頸椎がぶつかり合うことになって、ぶつかるところの骨にトゲができたため、それが神経に触って痛みが出ているんです」

「だから、治らないんです。いや、そのうちに症状は軽くなると思いますが、また、なにかの拍子に症状が再発するんです」

 さらに整形外科医は続ける。

「KWさん、背筋を伸ばして歩くのがいいですよ。それ以上悪くしないのが大事なことです。そのためには、前かがみになって頭を前に倒すようなことを、意識的に避けるようにしないといけません」

「前かがみが、頸椎に最も負担をかける格好です。草むしりなんかを夢中で何時間もやってしまうと、痛みがひどくなりますよ。気をつけてください」

※このブログが本になりました。「がんになって分かったこと~さまざまながんの素顔と元気な患者たち」という書名で、文芸社からの出版です。ネット販売もしています。

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