がんなんて本当?(KWさんの場合)~自分の生活を続けるKWさん

 がんという診断がつけられ、手術を受けて、今も治療を続けている。しかし、そのがんによる症状は何もなかったし、今もない。

 KWさんは、あらためてこう思った。

「何もなかったところに降って湧いたようながん。それが肺にも転移しているというが、それでも何も症状はない。自分で感じる症状といえば、頸椎の老化現象によるという肩こりと首の痛みだ。それは自分自身で悪化しないように努力することが必要だという」

「それならば、がんが見つかる前にやっていたと同じ生活を続ければ、それでいいはずだ。首の痛みを診てもらうことから始まった、この3年間の騒ぎはもう忘れよう。インターフェロンの治療だけは続けるが、それ以外はなかったことにして、以前の生活を続ければいい」 

 KWさんは、この20年間に大きな手術を3回受けた。最初が40代初めの甲状腺の手術。これは比較的小さながんで、手術で完全に治ったが、甲状腺ホルモン剤を飲み続けなければならなくなった。

 つぎが50代に受けた股関節の手術。悪化した両方の股関節の変形に対して人工関節置換術を受けた。このあと、トレーニングルームに通うようになったのである。それを続ければいいのだ。

 何度もの手術を経験し、手術を受けるについてはプロのようになったかのようなKWさんは、今、何事もなかったように前にも増して元気にトレーニングを続けている。

※このブログが本になりました。「がんになって分かったこと~さまざまながんの素顔と元気な患者たち」という書名で、文芸社からの出版です。ネット販売もしています。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック