サルビアの会1月家族会(その3)

 つぎに食道がんの治療を終えたばかりのTJさんが言いました。

「私は走るのが好きなんですが、今は治療が終わったばかりなので、ちょっとしたことで疲れてしまいます。治療を受ける前は78kgだった体重が、今72kgになってます」

「その体重を見た時、私は『この体重ならマラソンができる』と思いました。いつも15kmくらいを走っていましたから。でも、実際は体力そのものが落ちてしまって、残念ながらとても走るどころじゃない」

 TJさんはさらに続けます。

「今回受けた治療で不思議なことがあったんです。抗がん剤の最初の点滴を受けた時、病気のある場所がものすごく熱くなったんです。ところが、2回目はなんにも感じませんでした」

「だから、見まわりにきた看護師さんに言ったんです。『これはもう効き目がなくなったんじゃないか?』って。もちろん、看護師さんは『そんなことはありません』って言うだけでしたけどね」

 それを聞いて私は言いました。

「もしかすると、最初の抗がん剤の治療の時は、元気なリンパ球が抗がん剤と一緒にがんをやっつけるために病巣へ集まってきてがんとたたかったから、そこに炎症が起きて熱くなったんじゃないですか?つまり、その分がんが小さくなった可能性があるんじゃないですか?」

「2回目に何も起きなかったのは、最初の抗がん剤が元気なリンパ球を減らしてしまったので、強い炎症が起こらなかったからじゃないかと思います。でも、それは仕方がないことでしょう。2回目は抗がん剤だけでたたかったわけです」

 みなさんは、がんを自分の力で治せる可能性があると思いますか?

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