サルビアの会3月患者会(その1)

 今回は、小腸がんの痛みと闘っているAYさんが参加していません。全員が、「AYさん、きょうは痛みがひどいのかな?」と思ったのは明らかでした。

 そして、子宮がんの再発を乗り越えたMYさんが言いました。

「AYさんは、麻薬をパッチに切り替えたんですか?」

 私が答えました。

「切り替えたようです。でも、AYさんは麻薬に抵抗感があるようです。あまり増やして欲しくないようです」

 MYさんは言います。

「痛いのは本当につらいですよね。でも、麻薬に抵抗感があるというのも分かります。私は、左の脇の下のリンパ節転移が大きくなるにつれて痛みがひどくなりました。左の腕を切り取って欲しいと思うくらいになりました。そうなってから、やっとモルヒネを使うことを了解したんです」

 MYさんは続けます。

「最初はかなり痛みましたが、まだなんとかなっていました。だから、モルヒネを使った方がいいというアドバイスも、聞き入れませんでした。というのも、大学病院で治療を受けていたころ、モルヒネを使っていた人が狂ったようになって、物をなんでも投げつけたりしているのを見てしまったからなんです」

「それで、モルヒネによって狂わされたというイメージを持ってしまったんです。だから、自分はあんな風にはなりたくない。そして、モルヒネは使わないと決めていたんです。でも、それは私の誤解でした」

※このブログが本になりました。「がんになって分かったこと」(副題「さまざまながんの素顔と元気な患者たち」 )という書名で、文芸社からの出版です。ネット販売もしています。

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