手術はイヤ(THさんの場合)~残るばかりの悔い

 やはり、なんとしてでも手術を受けさせておくべきだった。THさんのご主人は自分を責めた。そうすれば、こんなにも早く命を落とさずにすんだのではないか?

 それに、最後に点滴した睡眠剤は夜だけ眠らせるためではなかったのか?それが、どうしてそのまま眠り続けることになったのか?そして、どうしてそのまま死ぬことになってしまったのか?

 そもそも適当なステントが病院にないというのが信じられない。しかも、取り寄せるのに10日もかかるとは?外国から取り寄せるとでもいうのか?

 抗がん剤も、年末から正月にかかるということで治療を遅らせることになったが、正月なしで治療を受けさせるべきだったのではないか?

 セカンドオピニオンに時間がかかってしまったかもしれない。最初からがんセンターで診てもらっていればよかった。そもそも地元の病院に入院することをお願いしたのは間違いだったのではないか?

 自分は、最初からとにかくがんが心配だった。だから、初めからがんの専門病院で診てもらうことを考えるべきだった。

 THさんのご主人は、思い出せば出すほど悔いの念が湧いてくるばかりだった。

*このブログが「がんになって分かったこと」(文芸社)という本になっています。電子書籍化もしました。ぜひお読みください。

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