サルビアの会7月家族の会(その1)

 今回の家族の会には、膵臓がんの治療で悩むKHさんが最初に入ってきました。

 2年前、胃の具合がよくないので近くの医院で胃の内視鏡検査や超音波検査を受け、胃はなにも異常はなかったのですが、超音波で膵臓にふくろのようなものができていることが分かり、精密検査が必要だということになったのだそうです。

 別の病院でCT検査を受けました。その結果を近くの医院で聞き、さらに精密検査が必要ということで、再度先の病院へ行ったそうです。そこで詳しく検査を受け、結局膵臓がんと診断されました。

 主治医は簡単に言ったそうです。

「手術で取るのが一番いいですから、手術をしましょう」

 KHさんは言われるまま任せるしかなかったと言います。

「ところが手術をしてみると、がんは取れなかったんです。手術のあと、主治医は言いました」

「『がんが大動脈に食い込んでいたので、そこを切り取るわけにいきませんから、がんをそのまま残すしかありませんでした。ただ、将来、がんが大きくなって十二指腸や胃の通りを悪くするようなことになったときのために、胃と腸をつなぐバイパスをつくっておきました』と」

 KHさんは続けます。

「それでも、まだ私はなにも考えることができませんでした。手術のキズが治りきらないうちに、主治医はさらに言ったんです。『がんが残っていますから、抗がん剤の治療を始めます』って。このときも、ただ主治医の言う通りにするしかありませんでした」

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック