サルビアの会10月患者会(その4)

 それを聞いてUDさんが言いました。

「それなら、手の回らない職員の代わりにテーブルをふくとか、YGさんのできることを手伝ってからだを動かすようにしたらいいんじゃないですか?」

 YGさんが答えます。

「そうなんです。私もそう思って、手伝おうとしたんです。洗濯もののかたづけとか、テーブル拭きとか。そしたら、職員の仕事を取ってしまうことになるから、やめてくれと言われました。規則違反だそうです。だから、やめました」

 それを聞いてみんな唖然。口々に言います。

「介護保険っていったいどうなってるの?」

 私は介護保険が利用料の上限を設定して利用限度額を決め、それに合わせて保険料を決めて利用者から保険料を徴収していること、そして今のままの利用状況が続くと、戦後の団塊の世代がすべて後期高齢者になる2025年が近づくにつれて、その保険料が今の2倍に近づくこと、つまり現在の月5千円を1万円近くにせざるを得なくなることを話しました。

 月1万円の保険料を支払うのは、大部分の高齢者にとって不可能なことです。ですから、国は、介護保険の利用者を減らさざるを得なくなっています。来年から現在の要支援者は介護保険が使えなくなりそうです。YGさんがそうです。

 消費税が8%に上がりますが、それも介護保険にどのくらい回されるかわかりません。とすると、消費税はもっと上がります。生活をきりつめて、必要な介護や医療のサービスを受けることになるわけです。

 全員から、きびしい世の中になるのは間違いなさそうだとため息がもれました。

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