サルビアの会11月患者会(その3)

 つぎに、肝臓がん治療後のYGさんが言いました。

「私は肝臓がんの2回目の治療を受けたばかりですが、この間診察を受けに行った時に、先生が治療後のCTを見ながら言うんです」

「『おかしいな、ここにあったカゲがない。絶対にあるはずなんだが、見当たらない。今度は、これをやっつけようと思ってたんだが、どうしたんだろう。これは、大学の先生に見てもらうことにする』って」

「私は、なにも言えませんよね。先生におかしいって言われたら、どうしようもないです。心配になるだけです」

 それを聞いて、みんなが言います。

「先生が患者の前で、『おかしい』なんて言うことのほうがおかしいですよ」

「しかも、大学の先生に見てもらうなんて、自分の能力のないことを認めているようなものですよ」

 こんな風に、だれかの発言で会が盛り上がります。みんなに共通する話題が出てきた時に盛り上がります。

 医師の態度として、患者の前で正直になるのは悪いことではないかもしれませんが、医師としては患者に不安を与えることになるようなことを言うべきではないと私も思います。まだ研修中の先生だったのかもしれませんが、患者とどう向き合うべきかの勉強をもっとしてもらいたいと思います。

 このようにして、AKさんは初めてのサルビアの会を実感しました。そして、最後に言いました。

「きょう、ここに来てよかったです。同じ気持ちの人たちと会うことができて本当によかったです。また、参加します」

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