サルビアの会1月患者会(その3)

 NRさんは言いました。

「私は、幸せなことに夫がいろいろと協力してくれるので、なんとかできているようなものだと思います。じつは、きょうは私の83歳の誕生日なんですが、夫が私のために赤飯を炊いてくれたんです」

 それを聞いて、HSさんが言います。

「それはうらやましいですね。私なんかは、がんの治療が終わって家に帰ったとたん、家族全員の食事のしたくをしなくてはなりませんでした。子どもが男ばかりなので、うちには女手がないんです。ですから、家に帰ったら、食事も洗濯もぜんぶ私がやらざるを得なかったんです。これはつらかったですね」

 NRさんが言いました。

「このまま苦しんで、いつまで生きられるんでしょうね?」

 私はMYさんに話を向けるのがいいと思って、言いました。

「命はだれにも決められませんが、MYさんは120歳まで生きるって決めてるんですよね?」

 子宮がんを乗り越えたMYさんは言います。

「そう、私は120歳まで生きようと思っているんです。これは、がんの闘病途中で死んだ仲間のためなんです。かれらの分まで生きるんだと思っています。そうしないと、私があの世に行ったときに、仲間たちに怒られてしまいます」

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