サルビアの会2月患者会(その2)

 治りますよねというのは突然の質問でしたが、私は間を置かず答えました。

「治るという希望を持ってやるしかないですよ」

 TJさんは、私よりもはっきり言いきりました。

「治すという気持ちでやらないとだめですよ。大事なのは、あきらめないことです。あきらめたら、そこで終わりです。なにも起こりません。あきらめずにやっていけば、なんとかなるんです。奇跡だって起きるんです」

 IDさんが言います。

「そうですよね。そう信じて、やっています。でも、点滴をするのに血管が見つからなくて、かなり苦労したようです。なので、皮膚の下にポートとかいうものを植え込んで、そこからいつでも点滴が刺せるようにするということでした」

「でも、この前それをやろうとしたんですが、血液検査の結果、今はできないということになり、来週に延期されました。どうしたんでしょうか?心配です」

「でも、今一番心配なのは胸のほうです。少しからだを動かすと主人はすぐに苦しいって言うんです。胸に痛みもあるんです。痛み止めの貼り薬を使っているんですが、この前貼るのを忘れて、救急車を呼ぶことになってしまいました」

「1日1回お風呂のあとに貼ることになってたんです。その日は調子が悪いって言ってお風呂に入らなかったんです。それで痛み止めを貼り忘れたんです。そしたら、夜中に痛みが出てきて、苦しいって言うのでどうしようもなくなり、救急車を呼んでしまいました」

「病院に行って少ししてから、看護師さんが『痛み止めの貼り薬はちゃんと貼りましたか?』って言うんです。それで思い出しました。貼らなかったことを」

「痛み止めの使い方を、その時によく覚えました。貼り薬を必ず貼って、もしとちゅうで痛みが出てきたら、袋に入った顆粒状の痛み止めを飲むことになってるんです。それでなんとかなっています」

 TJさんはしみじみと言います。

「患者の家族は大変なんですね?」

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