サルビアの会3月家族会(その2)

 IDさんは続けます。

「それに、痛み止めの貼り薬を増やしてもらって、痛みも楽になったようです。でも、抗がん剤点滴のあとは、汗がめちゃくちゃに出るのでつらいんだと夫は言います」

 それを聞いて食道がんの放射線と抗がん剤治療を終えたTJさんが言いました。

「そうですね。私も点滴治療のあとは汗びっしょりでした。でも、それはしかたがないんじゃないですか。点滴で余分な水が体の中に入るわけですからね。ところで、ご主人の気持ちはどんな具合ですか?」

 IDさんが答えました。

「主人は釣りが好きで、このあいだまでは早く元気になって釣りに行こうって、釣りの道具作りに精を出していたんですが、最近、なんでも少しやると息が切れるって言って、なにもやろうとしないんです。なにかをやろうとする気持ちがあればいいと思うんですが」

 それを聞くと、大腸がんのご主人を7年前に亡くしたKNさんが言います。

「そうですね。仕事は人を元気にさせると思います。まさに夫がそうでした。再発をくりかえして3回も手術をしましたが、そのたびに元気になりました。その秘訣は仕事だったと思います」

「大変な手術をしたあとも、なにもなかったような顔をして仕事をしてました。死ぬ2週間前まで、仕事仲間同士のゴルフの幹事をやってましたからね。最初の手術をしてから死ぬまで8年でした。」

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