サルビアの会1月患者会(その5)

 子宮がん再発を乗り越えたMYさんが言います。

「わたしの『がん友(とも)』にもいましたよ。卵巣がんの人でした。抗がん剤を繰り返し点滴してました。とうとう家を売ってお金を工面したと言ってました」

「そうそう、その人のことで思い出すのは、抗がん剤を繰り返すことに不安を感じたので、その人が主治医に聞いたんです。『同じ薬を続けていて、本当に効果があるんですか?』って」

「先生は、はっきり『あるから続けているんだよ』と答えてました。私は隣のベッドではっきり聞きました。ところが、そのあとしばらくして、先生が言ったんです。『今までの治療は効果がなかった。だから、違う薬に変える』って」

「これも私ははっきり覚えてます。その『がん友』は泣いてました。『先生は効いているって言ってたのに、やっぱり効いてなかった。でも、仕方がない。別の抗がん剤で治療を受けるしかない』」

「そうして家を売って抗がん剤治療を続け、結局亡くなりました。こういう経験も私の抗がん剤嫌いに影響してます」

 そのMYさんは2月に自分のがん体験談を話すことになっていますが、その日に原稿を持ってきました。400字詰め原稿用紙11枚でした。

 これを来週までに私が目を通し、そのあとにMYさんが原稿を仕上げて、次回の患者会で予行演習をして本番に臨むということになりました。

 その原稿に目を通させてもらいましたが、どんな具合に症状が出て、どんな治療を受けたのか、そして再発後はどんな具合だったか、その治療はどうだったかを、その時々の気持ちも含めて、よく分かりやすく書いてありました。

 ほとんど私の手直しの必要ないすばらしい出来栄えでした。次の患者会での予行演習が楽しみです。

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    Excerpt: いつも通りに家を出ましたが、今日はなぜか信号とのタイミングが悪く、 県境で開始時間になり、途中からの参加になってしまいました。 Weblog: 開業保健師  みんなの“自分らしさ”を大切に racked: 2015-02-01 21:24