サルビアの会10月家族会(その6)

 KTさんが言いました。

「オレは酒を浴びるほど飲んでたが、トラックの運転を始めたときに止めたんだ。トラックの運転は、朝早く起きなくちゃあならねえんで、前の夜に大酒なんか飲んでられねえ。それで止めた」

 TJさんが言います。

「いやあ、酒をピッタリ止めたのはすごい。止めたいと思っても、なかなか止められないものですからね。私もそうだったですよ」

 TJさんが続けます。

「私の病気が見つかったのは、胸やけがあったからです。病気の見つかる2年前くらいからあったんですが、そのときに受けた胃カメラの検査ではなにも異常があるとは言われなかったんです」

「それなのに食道がんだと言われて、大分落ち込みました。でも今は、落ち込んだ気持ちを、やる気につなげることができました」

「落ち込んでいてどうするんだという気持ちになって、それまでと反対にやらなくちゃあという気持ちになったんです」

「そういう切り替えが必要なんだと思います。KTさんが酒を止めたというのも、同じようなことだったんじゃないでしょうか」

 確かに、気持ちの切り替えができればいいですね。ただ、それはだれでもできるわけではありません。もともとプラス思考のできるひとじゃないと無理かもしれません。でも、それをめざすのは大事なことだと思います。

 会が終わってそれぞれ挨拶を交わす中、ご主人にこれからなにも治療は受けて欲しくないと言っていたCBさんがつぶやきながら帰って行きました。

「でも、主人には死んで欲しくないですね。なにしろ、そうなると今でも少ない年金が、さらに60%に減ってしまうんですからね。それじゃあ、生きていけませんよ」

 最後にCBさんの本音が出たようです。

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  • サルビアの会(10月患者会)に参加

    Excerpt: 昨日第3土曜日は、古河市で開かれているがん患者会に参加してきました。 Weblog: 開業保健師  みんなの“自分らしさ”を大切に racked: 2015-11-04 21:24