サルビアの会11月家族会(その2)

 じつは、KNさんとTHさんがいっしょに加わっている自主グループで、先月福島の楢葉町へ行ってきたんだそうです。

 放射能汚染のレベルが低くなったため町への復帰が認められた楢葉町ですが、原発事故前には2~3千戸あった町に、今、戻っているのは700戸だけだそうです。

 とくに若い世代は、移った先の町に定住を決めている人が多いそうです。それはもっともなことだと思います。

 放射能汚染のレベルが問題のない程度まで低くなったとしても、これからのこと、とくに子どものことを考えると、わざわざそこに戻ることはないと考えて当然だと思います。

 新しくつくられたその街には、まだスーパーもなく、病院もないそうです。それで、今回の企画は、グループで古河市の特産品を持って行き、それを原価で買ってもらうというものだったそうです。

 キャベツやネギなど、当地で取れた野菜類を持って行ったそうですが、キャベツが売れ残り、それを参加者が買って持ち帰り、完売というかたちにしたんだそうです。

 ですから参加者は、手ぶらで行ったのに、手荷物いっぱいになって帰ってきたとのことでした。

 その帰り道のことだそうです。KNさんが言います。

「バスの窓から外を見ていると、シーフードケーキっていう看板が見えたんです。だから、みんなでそこに寄ろうということになったんです」

「『シーフードのケーキなんてどんなかしら?イカや魚のにおいのするケーキなんて食べられるかしら?』などと話しながら店に入ったんですが、中にはケーキなんかまったく見当たらないんです」

「かまぼこだけなんです。そしたら、シーフードケーキはかまぼこのことだったんです。ばかにされた気分でした。年寄りにはかまぼこでいいですよね」

「なにも横文字でシーフードケーキなんて書かなくてもいいじゃないですか?もっとも、そう書いてあると、つい入っちゃいますけどね」

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  • サルビアの会(11月家族会)に参加

    Excerpt: 11月7日(土)は、茨城県古河市のがん患者会に参加してきました。 Weblog: 開業保健師  みんなの“自分らしさ”を大切に racked: 2015-11-12 23:07