サルビアの会12月患者会(その6)

 それを聞いて、TJさんは言います。

「ちょうど今朝の新聞にあった人生案内の記事を思い出しました。『14年前に死んだ夫の暴言を今も許せないが、どうしたらいいか』という質問だったんです」

「その回答は『忘れること、ゆるすこと』ということでした。確かに、私は名回答だと思いますね。それしかないですよね」

 MYさんは言います。

「私は思うんです。がん患者に悪い人はいません。なんでも自分で受け入れちゃったから、がんになったんです」

「でも、やはり大事なのははっきり『ノー』と言える人間になることだと思います。そうしないと、そのままがんに負けてしまう」

 このとき、3か月ぶりに腎臓がんの肺転移治療中のKWさんが入ってきました。

「股関節3回目の手術を終えて、無事に退院できました。人工骨頭を入れた大体骨にヒビが入ってしまったので少し入院が長引いてしまいました」

「でも、無事に退院にこぎつけました。少し筋力が落ちてしまったので、まだ、歩くとときに杖が必要ですが、痛みもだいぶ軽くなって、もうリハビリを続けるだけでいいようです」

 よかったですね。KWさん、無事、サルビアの会に復帰できました。

 最後に、MMさんの奥さんが言いました。

「この会に参加して、いろいろなことを教えてもらうことができたと思います。MYさんが言われた、『楽しいから笑うんじゃない、笑うから楽しくなる』というのは、目から鱗の話でした」

 MYさんから紹介された脳をだますための口癖理論というのは、なるほどと思うことですね。口に出して言うことは、本当に大事なことだと思います。

 口に出すことで、周りにも宣言することになると同時に、自分自身をもその気にさせるものだと思います。人生そのものにも通じる大事なことですね。

*1月の患者会は、私の都合で第4土曜日の23日になります。間違えないようにして下さい。

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