サルビアの会4月患者会(その2)

 つぎに膀胱がん治療中というIEさんが言います。

「私は公民館のポスターを見て来ました」

 市役所も公民館も食道がん治療後のTJさんが張ってもらうように依頼したところだそうです。

 IEさんが続けます。

「3年前に血尿が出て悪性と診断され、膀胱の全摘を勧められたんですが、膀胱カメラで削り取ってもらって血尿が止まったんで、そのままにしてしまったんです」

「その病院には、近くの先生に紹介状を書いてもらって行ったんです。膀胱の全摘をすると、管を入れて尿の袋をぶら下げなくちゃならなくなるということだったんで、やらないことにしたんです」

「まもなく血尿が再発しました。それなので、別の病院に行き、同じように膀胱カメラで削り取ってもらいました。そこでも全摘を勧められました。でも、同じように断りました」

「手術をしないで治してもらえる病院を探しましたが、大学病院を含め、大きな病院は紹介状がないとダメです」

「すると、関東逓信病院では紹介状なしでも診てもらえることが分かりましたので、そこに行き6か月間入院してシスプラチンとジェムザールを使った抗がん剤治療を受けました」

「一時、大分具合が悪くなったようなんですが、私は大して感じませんでしたし、無事に治療が終わって、血尿は止まりました」

「治療後の検査でも、膀胱の中はきれいになってるって言うんで、退院して来ました。でも、実はそこでも膀胱の全摘が必要だって言われたんです」

「命に関わることになるとまで言われたんですけどね、私は断りました。だってねえ、尿袋をつけてたんでは仕事にならないでしょ」

「今私は64歳になるんですが、バツイチの独身だし、だれも介護してくれる人はいない。それもあって、膀胱全摘を断ったんです」

「ところが、去年11月に、また血尿が出ました。こんどはとなりの県のがんセンターに行きました。2回の診察を受けましたが、何でもないって言うんです」

「それで、大学病院に行くことになりました。すると、即入院だと言われました。そして、またカメラで取ったあと、こんどは根っこを焼き切ってくれたんです」

「ところが、腎瘻が必要だと言われ、管を入れて、結局、尿の袋を付けることになってしまいました。今は、毎月の診察時に管を交換しています。それに、訪問看護に2週間ごとに来てもらい、消毒してもらってます」

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