サルビアの会4月患者会(その3)

 IEさんの話は止まりません。

「じつは陽子線治療がいいと聞いたんで、市内の別の病院で相談したことがあるんです。そしたら、その病院の医師の言うことがとんでもないんです」

「『あなたとは信頼関係ができていません。それなのに紹介状なんか書けるわけがないでしょう』なんて言うんですよ。信頼関係を言うのは患者のほうじゃないですか?」

「ということで、市内と近辺の病院で私が行けるところはもうひとつもないんです。関東逓信病院と大学病院にだけは感謝してます。でも、それ以外の病院は行くことはできませんし、行く気もありません」

 TJさんが言います。

「じゃあ、これからはこの会に来ることにすればいいですよ」

 IEさんは、仕事との両立を考えて、膀胱全摘という手術に踏み切ることができなかったんですね。大学病院で最後に言われたそうです。

「まだ、放射線治療が残っています。これは最後の手段と考えていてください」

 IEさんが言います。

「最後の手段というからには、まだ何か治療法があるのかって思っちゃいますが、どうなんでしょうね?私は、この尿袋を一生つけたままにするのかどうかを聞きたいんですが、どうも恐ろしくて聞けないんです」

 IEさんは、尿の袋、つまり排尿パッドを一生つけて行くことになることも恐れているようです。なかなか難しいですね。

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