サルビアの会11月患者会(その1)

 卵管がん治療後のSGさんが初めて参加しました。

 子宮がん再発を乗り越えたMYさんとは同じ町内会で、よく知った者同士だとのことです。

 SGさんが言います。

「おなかが膨らんできたので近くの病院へ行きました。そして、東日本大震災の日に卵管がんと言われたんです」

「私はすぐに大学病院へ紹介してくれるよう頼んで、大学病院で手術を受けました。その後、6か月間の抗がん剤治療をしました」

「その後しばらくは落ち着いていましたが、2年半前に再発しました。それでまた抗がん剤治療を半年間受けたんです」

「でも、おなかの中のリンパ節に転移があり、それが消えないんです。なので、放射線治療を追加しました」

「それでも、2個の転移は消えませんでした。今は、3か月ごとに診察を受けています」

 SGさんは続けます。

「抗がん剤では髪の毛がバッサリ抜けました」

「がんになる前からシルバーリハビリ体操指導士の資格を持っていましたから、カツラを着けてシルバーリハビリ体操をしに行ってました」

「それにボランティアや食生活改善推進員もやってましたが、それにも休まず行ってました」

「私はじっとしているのが苦手なんです。だから、治療を受けながらそのまま続けてました」

 さらにSGさんは続けます。

「2回目の抗がん剤治療の時には、髪の毛がバッサリと抜けるのは分かってましたから、初めから夫にバリカンで髪の毛を切ってもらいました」

「そしたら、夫も自分も切るって言って、髪の毛を同じくバリカンで切ってしまったんです」

 だれかが言います。

「仲がいいんですね!」

 SGさんが言います。

「そうですね。その夫が、抗がん剤治療中、なにか食べないとだめだっていろんなものを持ってきてくれました」

「でも、抗がん剤の点滴中はなにも受けつけませんでした。すぐに吐き気を催してしまうんです」

「でも点滴が終わり、少し時間が経つと、今度は無性に食べたくなりました。最初はケーキでした。すると、夫が買ってきてくれます」

「そのつぎの点滴が終わった後には、ウナギが食べたくなりました。するとウナギばかりを食べました」

「だからなのか、ぜんぜんやせません。みんなから言われます。そんな体で本当にがんを持ってるのかって」

 そうなんです。SGさんはしっかりした体で、元気いっぱいです。確かに、どう見てもがん患者らしくない人です。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック