サルビアの会8月家族会(その2)

 つぎに、9月にやることになった市民フォーラムについて話し合いました。

 私が最初に話しました。

「フォーラムでは、去年と同じように最初に私がサルビアの会の概要を10分くらいで話します」

「そのあとが本番で、皆さんに話していただきます」

「今年は、現在治療中の方を中心に話してもらうことになっていましたね」

「まずは肺がん治療中のIKさん、そして大腸がん肝転移治療中のOMさん」

「それから治療が終わりましたが卵管がんのSGさん、家族からはご主人を前立腺がんで亡くしたKZさんです」

「きょうはIKさんが来ておられますが、どうですか?」

 IKさんが言います。

「私は、肺がんが見つかって丸2年です」

「がんが見つかる前の症状を思い出そうとしています。でも、なにも思い出せません」

「そもそも、たばこも吸わないのになぜ私が肺がんになったのかという思いがあります」

「環境物質が肺がんを起こすと言われますが、私は木型をつくっていました」

「それをつくるための鋳型もつくっていました」

「それらをつくっていた時に出た粉じんなどなにかの物質が原因で私が肺がんになったのかと思うことがあります」

 IKさんが続けます。

「でも、私は残る人生を、どうせなら楽しく過ごすことが大事だと思っています」

「肺がんがあっても、そのがんといっしょにいられればそれで構わないと思うんです」

「肺がんが大きくなっていかなければいい。そのままでいれくれればいいんです」

「それが何年になるかは分かりませんが、それでいい」

「その間、できるだけ好きなことをできればいいと思っているんです」

 子宮がん再発を乗りこえたMYさんが言います。

「今生きているんだから、それを続ければいいという風に私は思います。そのまま生きていられればいいわけです」

 IKさんが言います。

「MYさん、そうでしたね。イメージするんでしたね。治ったとイメージするんですね」

「だからというわけではありませんが、私はお見舞いに来てくれた人たちには、治ったと言ってしまいました」

「だから、その人たちは私が元気でいるのを見て、本当に治ったと思っているはずです。それでいいと思うんです」

 そうですね。まわりの人たちにそう言ってしまうことで、自分はそのようにせざるを得なくなるわけです。

 すると自然に生きるイメージ通りになっているわけですね。それでいいんですよね。

(つづく)

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