サルビアの会9月家族会(その3)

 家族代表で話すのは、ご主人を前立腺がんで亡くしたKZさんです。

 KZさんは、どう話していいか悩んでいました。

 でも、フォーラムで話すための原稿をつくってきたと言います。それを私が代読することにしました。

 前立腺がん検診を受けながら、見つからなかった前立腺がん。

 初発症状は腰痛。なので、整形外科で診てもらう期間が長くなったこと。

 やっと見つかった時には、腰痛が前立腺がんの骨転移によるものだということが分かったこと。

 そして、治療の甲斐なく緩和ケア病棟に行くことになったこと。

 そして、そこで最期を迎えることになったこと。

 これらのことが分かりやすくまとめてありました。文句なしです。

 ただ、私が読むのにかかった時間は3分でした。少し短いですね。

 なので、足りない分は、KZさんの話が終わった後に私が質問をすることにしてはどうかを言いました。

 それで話し足りない分を補ってもらうようにすればいいと話しました。

 KZさんが言います。

「あまり質問が長くならないようにしてもらえればいいです」

 そして、KZさんが続けます。

「主人は、がんが見つかるころに不整脈が出てきました」

「その不整脈は命に関わるものと言われました。突然起こる発作性の不整脈なんです」

「最初の発作の時に、点滴の治療をしてもらいましたが、1回では治りませんでした」

「命に関わる不整脈なのに1回の点滴で治らなかったので、私たちは本当に不安になりました」

「そのまま死ぬこともあるんだと思ったからです」

「なので、それ以来不整脈が出ることは私たちにとって恐怖だったんです」

 KZさんがさらに続けます。

「緩和ケア病棟にお世話になることが決まった時にも、その不整脈が起こったんです」

「その時にはまだ緩和ケア病棟は空いていませんでした」

「なので、別の救急指定病院へ救急車で入院させてもらいました」

「でも、主人は不安になって暴れたんです。なので、身体拘束されました」

「私たちは身体拘束のない緩和ケア病棟に移してもらえないかと伝えました」

「それで、緩和ケア病棟に移ることになったんです」

(つづく)

この記事へのコメント

わすれ草
2018年09月09日 15:00
3月に水戸から参加いたしました。胸膜中皮腫で夫を喪いました者です。
とても心休まる場として毎回でも参加したいと思っていますが、少し遠いのと、アスベスト患者会世話人としての行事参加と重なってしまい、その後行くことができなくてとても残念です。

先生と保健師さんの報告のブログは毎回読ませていただいております。
近くにもこういう集まりがあったらどんなに嬉しいことか。
フォーラムには行きたいと考えておりましたのに。これまた抜けられない予定が入ってしまいました。

報告をお待ちしております。
赤荻
2018年09月09日 18:44
残念ですね。
会への参加は、都合のつくときにいつでもお出で下さい。
フォーラムについては、報告をお待ちください。

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