サルビアの会9月患者会(その1)

 今回は午後にサルビアの会市民フォーラムがあります。

 ですので、午前の会はフォーラムの準備と午後の発表のリハーサルに充てることにしていました。

 最後に入ってきたのは、治療中の患者として発表する予定のIDさんご夫妻です。

 IDさんはこのところ心臓のまわりに水がたまってきていて、息苦しいと言います。

 その検査と治療のため入院をするという予定になっているということでした。

 ですので、きょうの午後の発表ができるのかどうか心配でした。でも、元気そうな様子で入って来ました。

 そして言います。

「確かに息苦しいんです。駐車場からここまで100メートルくらいでしょうかね」

「それを歩いてくるだけで、息が上がっています。でも、入院はしなかったんです」

「先生は『もっと重症の患者がいるから、あなたのような患者は少し待ってもらう』と言うんです」

「それで、2週間後に延期になったんです。それで、きょうは予定通り来ることができました」

 IDさんが続けます。

「そもそもこの10月は予定がたくさんあって大変だったんです」

「そこで入院ということですから、代わってくれる人に頼まなければなりません」

「少し入院が延期になって、助かりました。それぞれ代役の人を探して頼むのが、やっとなんとかなったんです」

「ですので、昨晩、きょう発表する原案をつくりました」

「原案というよりも、発表するための資料をまとめたんです。それでなんとか発表はできると思います」

 みんなが安心しました。それで、さっそく発表の順番を最終確認することにしました。

 最初が、卵管がんのSTさん、二番目が大腸がんのOMさん、三番目がIDさんです。

 そして全体の最後が、2年前にご主人を前立腺がんで亡くしたKZさんです。KZさんは家族の代表です。

 それを確認してから、受付担当と案内担当を決めて会場に移りました。

 会場の準備は、昨日診療所の職員がすでに済ませてくれていました。

 イスを並べ、フォーラム横断幕を掲げ、スライド投影のためのプロジェクターとスクリーンの準備など、すべてを済ませてくれていたのです。

 それに、会場の前にはフォーラムの立て看板を準備してもらいました。ありがたいことです。

(つづく)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック