サルビアの会12月患者会(その1)

 今年最後のサルビアの会です。

 卵管がん治療中のSGさんが言います。

「夫が腎臓結石と言われました。どうすればいいんでしょうか?」

 私が話しました。

「腎臓結石は、尿の中のカルシウムの結晶が鍾乳石のように腎臓の内側に固まってできたものです」

「有名なのはシユウ酸カルシウムで、ほうれん草に多く含まれているシュウ酸とカルシウムが結合してできます」

 みんなが言います。

「じゃあ、カルシウムを摂り過ぎちゃいけないんですか?」

 私が答えます。

「もちろん、牛乳を飲み過ぎるとカルシウムが増えてしまうことはあります」

「でも、1日コップ1杯から2杯くらいの普通の飲み方で増え過ぎることはありません

「通常カルシウムは骨から溶け出していて、われわれの体の中にはいつもたっぷりあるんです」

 だれかが言います。

「ほうれん草は、湯がいてアクを取ればいいんですよね」

 私が答えます。

「そうですね」

「それから、腎臓結石ができたとしても、それだけではそんなに心配する必要はないんですよ」

「腎臓結石で多いのは、それが腎臓からはがれ落ちて、尿管につまってしまうことです」

「この状態が尿管結石です」「

尿管に石がつまると、そこで尿が止まってしまいますから、そこから手前の尿管はだんだんふくらんできます」

「すると猛烈な痛みが起こるんです」

 すかさず、子宮がん再発を乗り越えたMYさんが言います。

「私は尿管結石を経験しました。すごい痛みでした。産みの痛みです」

「だから、女性は我慢できると思いましたが、男性は無理でしょうね」

 私が言いました。

「そうですね。どうしようもない痛みですね。身の置きようもない痛みと言っていいと思います」

「男性は、文字通りのたうち回りますよ。でも、痛み止めを飲めば痛みは治まります」

「そして、水分を多く飲んで、つまった結石を押し出すんです」

「ビールが飲めれば、ビールがいいですね。お茶でもいいです」

「それでも出てこない場合は、衝撃波を使って石をこなごなにします。そして、出すんです」

「とにかく、腎臓結石があるということだけで、心配することはなにもないんです」

(つづく)

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