サルビアの会11月患者会(その3)

 このあと私が茨城新聞に書いた論説のコピーを全員に配り、その記事について説明しました。

 今回はがんの予防とがん検診について書きました。

 がんの予防にまず必要なのはがんにならないよう努力すること。

 ただ、これには限界があるので、症状の出る前の早期に発見するためのがん検診を受けることが大切であること。

 そして、有効であることが分かっているがん検診には、胃がん、子宮がん、肺がん、乳がん、大腸がんに対する5つのがん検診があること。

 前立腺がん検診は、残念ながら有効であることが示されていないので、国は行政が行うべきがん検診とは指定していないこと、を話しました。

 前立腺がん検診の話をすると、前立腺がんでご主人をなくしたKTさんが言います。

「私が夫にがん検診を受けさせていたんです」

「前立腺がん検診も受けさせていました。結果は毎年異常なしでした」

「それなのに、見つかった時には前立腺がんは骨に転移した状態だったんです」

「前立腺がんのマーカーのPSAはずっと4以下だったんです」

「だから異常なしという結果でした」

「でも毎年の数値を比べてみると、だんだんPSAは上がってきていたんです」

「それなのにいつも異常なしの一言でした。だから、悔しいんです」

 がん検診も100%正確ではありません。

 毎年受けていても進行がんで見つかる人も確かにいます。

 ただ、大部分の人は早期に見つかります。だから、がん検診は受けるのがいいんです。

 検診で異常があるとされた後の内視鏡検査が大変だという話になりました。

 人によって、胃の内視鏡よりも大腸内視鏡のほうが楽だったと言います。

 胃カメラでは、のどを刺激されるのでつらいんですね。

 それを防ぐには、のどの奥まで麻酔剤を届かせておくことが大事です。

 10分ほど口に含む麻酔薬がありますが、それをのどの奥に持って行くようにするんです。

 そうすると、のどの入り口までシビレます。

 そうなれば胃カメラの刺激を感じにくくなるんです。楽に胃カメラがのどを通って行きます。

 がん検診について話をして今回は終わりました。

(11月患者会終わり)

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