サルビアの会12月患者会(その3)

 大腸がん肝転移を治療中のMMさんが言います。

「私は、今、抗がん剤のアバスチン点滴がイヤになってるんです」

「吐き気がつらい。今年の夏から3~4週間ごとに抗がん剤の点滴をくり返してきました」

「3週間ごとに抗がん剤を点滴すると、CTでがんがシワシワになるのが分かるんです」

「それだけ縮んだ感じがするんです。でも、4週間毎だとそういう風にならないんです」

「だから、3週間ごとのほうがいいと思うんですが、体が言うことを聞きません」

「アバスチンの副作用がきついんです。点滴するとすぐに吐き気が起こります」

「出血も起こるので、吐いたものが黒くなります」

「この吐き気は点滴した日にはどんな吐き気止めも効きません。効くのは、やっと2日目からです」

「4日目くらいになると、やっと普通に食べられるようになります」

「もともと私は甘いものが好きですが、この抗がん剤治療を始めてから、余計に甘いものが欲しくなります」

「とにかく、その吐き気がイヤで、抗がん剤の点滴をやりたくないんです」

「本当は今週やる予定だったんですが、来週に延ばしてもらいました」

「今は、抗がん剤点滴をやりたくないって気持ちが強くなっているんです」

 MMさんが続けます。

「気持ちが揺れているんです」

「抗がん剤治療はやりたくない。だけど、がんがどんどん大きくなってしまうのはダメ!」

「肝臓への転移が分かった時には、直径5㎝くらいの大きさのものが左側にあって、それ以外にも小さな転移が肝臓全体にパラパラと見えました」

「それに、もしかすると肺にも小さな転移らしいものがあるとも言われました」

「今、肺のほうは何も見えなくなっているようです」

「そして、肝臓の大きな転移が、抗がん剤治療で小さくなったり元に戻ったりしているんです」

「それを見ると抗がん剤治療をやめる気にはなりません」

「でも、吐き気の副作用が耐えられなくなっているんです」

(つづく)

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