サルビアの会2月家族会(その4)

 KHさんがさらに言います。

「手術前の抗がん剤治療が終わった後から、手足のシビレが残っています」

「そのことを言ったら、看護師さんたちが言ってました」

「治療が終わって3~4週間経っても残っているシビレは、そのまま残ることが多いって」

 それを聞いてOMさんが言います。

「シビレは年の単位で残りますよ」

「でも、ほてりなどのシビレ以外の異常知覚は、抗がん剤治療が終わるとすぐに消えました」

「シビレが強いとお風呂にも入れませんよね」

 KHさんが言います。

「シビレていると、お風呂の熱いのも分からないですよね」

 抗がん剤によるシビレは、通常のシビレよりも強い異常知覚のように聞こえます。

 かなりつらい症状のようです。

 最後にご主人を大腸がんで亡くしたKNさんが言います。

「最近、物忘れがひどいのよ」

「さっき置いたものが見つからないってことがよくあるの」

「一番困るのは、人の名前が出て来ないこと」

「道で出会って親しそうに肩など叩かれても、誰だったかまったく思い出せない」

「これはどうしようもないですよ。これもみんな歳のせいですか?」

 そうですね。歳のせいです。仕方ないですよ。

 それを聞いてMYさんが言います。

「私だって名前が思い出せないことはありますよ」

「でも、その時言ってしまうんです」

「『手術を受けた時の麻酔がまだ完全には覚めてなくて、よく忘れるんです』って」

 さすがMYさんですね。いつも落ちをつけてくれます。

(2月家族会終わり)

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