サルビアの会2月患者会(その1)

 大腸がん再発に抗がん剤治療を始めたOMさんは、今2回目の治療中だと言います。

「血液検査は問題ありませんでした。少しタンパクが足りないだけです」

「CTを撮りましたが、その結果を見せてもらってもなんだか分かりません。先生、どうなんでしょうか?」

 それを見せてもらいました。

 肝臓のS3という区域に小さなしこりがあり少し大きくなっていると書かれています。

 S3という部位は、肝臓左外側の下の部分です。そこに小さなしこりがある。

 そして骨盤の一番下のところにも数個の小さなしこりがあり、これも少し大きくなっていると記載されていました。

 私が言いました。

「OMさん、肝臓にひとつとおなかの下のほうに小さなしこりがいくつかあって、それらが少し大きくなっているということです」

「これがこれからどうなって行くのかでしょうね」

 OMさんのご主人が私に聞きます。

「腹膜播種というのは、抗がん剤が効きにくいんですか?」

 私が答えました。

「そうですね。通常の点滴の抗がん剤治療では効きにくいことが多いと思います」

「でも、腹膜の中にある腹水の中に抗がん剤がしみ込んで行きますから、まったく効果がないということはありませんよ」

 OMさん、とにかく抗がん剤治療の結果を見るしかないですね。

 子宮がん再発を乗り越えたMYさんが言います。

「先日、病院ですい臓がん治療中だったTKさんに会ったんです」

「腸閉塞を起こして入院していたんだと言ってました」

「でも、よくなったので、きょう退院するんだと言ってました」

「先生によろしくお伝えくださいって言ってました」

 TKさん、とりあえずよかったですね。

 TKさんは、最初のすい臓の手術と去年の卵巣の手術の2回おなかを切っていますから、腹膜の癒着が起こっています。

 それで腸閉塞を起こしやすくなっていると思います。

 今回はなんとかなったようですから、本当によかったです。

(つづく)

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