サルビアの会2月患者会(その3)

 MYさんが言います。

「帯状疱疹は痛いそうですね。じつは私もがんの治療中に帯状疱疹になったんです」

「でも、がんの痛みがひどかったので、その時にはすでにモルヒネを飲んでいたんです」

「だから、痛みはまったく感じませんでした。私には帯状疱疹が痛いという経験がないんです」

 MYさんが続けます。

「友達から聞かれました。下血(肛門からの出血)があったって言うんです」

「それで診察を受けたそうなんですが、大腸は異常ないと言われたそうです」

「小腸に問題があるかもしれないので、様子を見ることになったと言います」

「それで聞かれたんですが、もし小腸に出血の原因があった場合、そのままにしておくと命に関わることになりますか?」

 私が答えました。

「出血の量がどうかによりますが」

「様子を見るということになったなら、ひどい出血ではないんでしょうから、それで命に関わることにはならないと思いますよ」

 MYさんが言います。

「その友達は大酒飲みなんです。私の町内にニコニコ会という会があるんですが、その仲間です」

「町内の婦人会ですけど、地区に関係なく参加してもらってます」

「この会の目的は歩かないでおいしいものを食べに行くことです。太る会のようなものです」

 AIさんが言います。

「でも、がんになってから私は健康な人たちが楽しそうにしているところに入ることができなくなってしまったんです」

「それで行くのをやめたんです。でも、MYさんが会長をやっている会なら、行ってみようかしら」

 MYさんが言います。

「いいですよ。地域枠の制限はないですから」

 AIさんが言います。

「この間、夫と連れだってあるところに行ったんです」

「そこでみんなに夫を紹介するのに、旦那様と言ったんです」

「そしたら、夫は怒るんです」

「夫は鹿児島出身なんですが、鹿児島で旦那様というのは、遊び人のことなんだって」

「自分は、そんな人間じゃないって言うんです」

「じゃあ、なんて呼べばいいんでしょうね?」

 保健師のKHさんが言います。

「夫でいいんじゃないですか」

 それを聞いてMYさんが言います。

「私が主人をそう呼んだら、おっとっとになっちゃうな」

 MYさんのジョークです。今回もMYさんが落ちをつけてくれました。

(2月患者会終わり)

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