サルビアの会3月家族会(その4)

 それから、マスクのことにも触れておきたいと思います。

 新型コロナウイルスだけでなくインフルエンザでも、マスクで感染を予防することはできません。

 一番の予防法は手洗いです。そしてつぎがうがいです。

 手をきれいにすることは予防法のうち最も大事なことです。

 口から出たウイルスはそのままあらゆるものにくっつきます。

 あるいは、患者の手を介してあらゆるものにくっつけられます。

 ウイルスは空気中を漂っていると1~2時間くらいで死んでしまいます。

 でも、ものにくっついた状態では何時間もの間、あるいは何日もの間生きています。

 ですから、そこから感染することが多いんです。

 ものにくっついているウイルスを手で触れてくっつけてしまい、その手を口や鼻、そして目に触れることによって、そこから感染します。

 だから、感染者が増えると、たとえば電車のつり革やとってなど、あるいはドアノブなどから感染することが多くなると考えられます。

 ではマスクにはどういう役割があるのか。

 マスクは感染した人がするものなのです。

 感染した人が咳をしてウイルスをまき散らすことを防ぐためにするのがマスクです。

 これが咳エチケットです。

 マスクをしていないと感染して死んでしまうかのように考える人が多いようです。

 でも、マスクでは感染を完全に防ぐことはできないんです。

 ウイルスは小さいのでマスクの網目を通り抜けてしまいます。

 それに、マスクの表面にウイルスがくっついたままだと、それを不用意に触ってしまうことによって感染が起きてしまいます。

 マスクでウイルスが体内に入るのを防ぐのは困難です。

 マスクをするのは感染した人が他人に感染を広げないためです。

 マスクをしないと感染してしまうということはありません。

 だから、マスクにこだわる必要はありません。

 こだわるべきなのは手洗いです。

 みんながマスクにこだわるために、本当にマスクの必要な人にマスクが行きわたらなくなってしまうことは問題です。

(つづく)

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