サルビアの会4月患者会(その2)

 悪性リンパ腫治療後のAIさんが言います。

「そうね。確かにだれか頑張るための対象が必要だわね」

「私は家族、とくに子どものために頑張ろうって思いました」

「抗がん剤治療は本当に大変でした。副作用が体中に出ますからね」

「私は、それを何年も続けました。それを続けられたのは、家族がいたからですよ」

「私にとって大事なのは子どもでした。わが子のためならなんでもできますよ」

 AIさんが続けます。

「『誰がために鐘がなる』ってのがありましたよね。映画にもなりました」

「愛する彼女を思いながら死んでいく話でしたけれども、家族というのはそういうものだと思います」

「最後に一番大事にするものですよね」

 子宮がん再発を乗り越えたMYさんが言います。

「家族のためっていうのは本当ですよね」

「私には孫が9人いるんです。今年、その一人が成人しました」

「私は、その全員が成人するまで頑張ろうって思ってます」

「大丈夫ですよ。私は、死んだがん友の分を含めて、120歳まで生きることにしてますからね」

 卵巣がん手術後のYDさんが言います。

「家族が大事だというのは、私もそうだと思います」

「家族は生きがいですよね。私の孫が彼氏を連れて来たんですよ」

「うれしかったですね。このまま結婚してくれるんだろうと思いました」

「だから、処分しようと思っていた江戸褄を孫の結婚式のためにとっておこうと思ったんです。うれしいことですね」

(つづく)

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