サルビアの会12月患者会(その2)

 IKさんが続けます。

「点滴を月曜日にやると火曜日と水曜日はいいんです」

「でも、木曜日になるとガタっと具合いが悪くなるんです。どうしてですか?」

 私が答えました。

「それは抗がん剤と一緒にステロイド剤が入っているからですよ」

「ステロイド剤は元気を出す薬です。それに食欲も出ます」

「そういう風に抗がん剤の副作用を打ち消す作用があるんです」

「IKさんの場合は、それが水曜日くらいまでは効いているんでしょう」

「木曜日になると効き目がなくなるんです」

「だから、抗がん剤の副作用が出てきて具合が悪くなるんです」

 IKさんが言います。

「その薬、飲み薬はないんですか?」

 私が言いました。

「もちろんあります。必要ならば、飲み薬で続けることはできます」

「でも、ステロイド剤は両刃の剣なんです。副作用が強い」

「たとえば、体の抵抗力が落ちます」

「それに、飲み続けると糖尿病になりますし、骨がもろくなります」

「だから、できるだけ短い時間で使うようにするんです」

 子宮がん再発を乗り越えたMYさんが言います。

「私もデカドロンというステロイド剤を一時飲み続けていました」

「それでムーンフェイスという状態になって顔が膨れ上がりました」

「それに糖尿病にもなりましたよ」

「病院内で顔を合わせた知人が、私の顔を見ても私と分からなかったほどでした」

 そうです。ステロイド剤は効果があるんですが、副作用も強い薬です。

 なので、できるだけ短期間で済ますように使うんです。

(つづく)

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