サルビアの会12月患者会(その3)

 IKさんが言いました。

「今、抗がん剤で髪の毛が抜けているので帽子は放せません」

「先日、眼科に行くことになりました」

「診察の時、帽子を取らなければなりません」

「でも、訳を話して帽子を取らずうまく対応してもらいました」

 OMさんが言います。

「私も眼科に行ってます。そこで抗がん剤治療中だということを必ず話していますよ」

「抗がん剤の影響はどこにでも出る可能性がありますからね」

「以前使った抗がん剤は男性ホルモン作用のある薬だったので、まつげが伸びてくるんです。いろいろありますね」

 AIさんも言います。

「私は抗がん剤治療中に運転免許の書き換えがあったんです」

「脱毛の真っ最中ですよ」

「その状態で免許証の写真を撮らなくちゃなりませんでした」

「仕方なくそのまま写真を撮りました」

「その免許証を自分で見るのも、人に見られるのもいやでしたよ」

「だから、5年間無事故無違反で頑張りました。結果オーライでしたね」

 AIさんが続けます。

「地肌が見える髪の抜け方は、まるでお岩さんでした」

「自分でも恐ろしくなる抜け方でした」

「でも、抗がん剤をやめると、まったく普通の状態に生え変わりましたよ」

 MYさんが言います。

「私もきれいに抜け替わりましたが、直毛だったのがウエーブ髪になりましたよ」

「髪の毛が抜けてた時には、小さなコロコロをいつも転がしてました」

「それで抜け毛を拾い集めたんです」

「抜け毛が多い時には、病院の入浴時間30分は抜け毛の処理だけで終わりでした」

 IKさんが言いました。

「でも、私は髪の毛よりもがんが問題です。髪の毛はどうでもいいんです」

 卵巣がん術後の抗がん剤治療中のKHさんが言います。

「私は来週で抗がん剤治療が終わります」

「でも、今の抗がん剤は脱毛にはなりにくいって言われてたんですが、今になって抜けてきました」

「終わった後も抜け続けるのか先生に聞きました」

「先生は抗がん剤が体にたまってきたせいだろうって言います」

「抗がん剤をやめれば、そのうちに脱毛は止まるんでしょう。仕方ないとあきらめます」

 抗がん剤による脱毛はいろいろな問題を引き起こします。

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