サルビアの会3月患者会(その1)

 きょうはお彼岸の中日なので何人かの人が参加できないと言ってきました。

 子宮がん再発を乗り越えたMYさんもご主人の初彼岸ということできょうは欠席です。

 膵臓がんに対して飲み薬の抗がん剤であるTS-1を続けてきたWSさんが最初に来ました。

「お久しぶりです。来週から点滴の抗がん剤を始めることになったんです」

「先生が検査の結果を見て、そう言ったんです」

「これがその結果なんですが、どう考えたらいいか私には分かりません」

 WSさんは、そう言いながら検査結果のコピーを見せてくれました。

 それを見て私が言いました。

「そうですね。肝臓、腎臓、貧血その他通常の検査結果はほぼ正常範囲内ですね」

「でも腫瘍マーカーがこの3回で正常範囲の上限を超えて、上がり続けています」

「とくに一番最近の結果が今までの数値にはない上がり方をしているのが一番の理由でしょう」

「それで抗がん剤を飲み薬から点滴に変えて治療したほうがいいと考えたんでしょう」

「腫瘍マーカーが正常範囲を超えても、上がったり下がったりすることはよくあることです」

「でも、WSさんの結果は、この3回の結果がすべて上がり続けています。ところでCTはどうなんですか?」

 WSさんが言います。

「CTでも、今までぼやけていたカゲの輪郭がはっきりしてきたんです」

「それも抗がん剤を変えようという理由のようです」

「点滴の抗がん剤はアブラキサンとジェムザールだそうです」

「通常の80%の量で週に1回点滴して、それを3週続けるそうです」

「3週後の状態を見て、つぎを続けるか考えようと先生は言ってました」

「3週後くらいがかなりつらくる時期だということでした」

「その副作用がどうなるかが気になります」

 ほぼいっしょに入って来た大腸がん治療中のOMさんがそれを聞いて言います。

「アブラキサンは髪の毛が抜けますね。それに手足のシビレです」

「もちろん血液の異常は必ず出てきます」

「でも、副作用や効果は、実際にやってみないと分からないと思います」

 そうですね。抗がん剤治療は、経験者であるOMさんの言う通り実際にやってみないと分からないと思います。

 白血球や血小板がどのくらい減るかを見て、同じように続けるかどうかを決めることになると思います。

(つづく)

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