サルビアの会5月家族会(その2)

 OMさんが言います。

「きょうは主人が来られないので私がひとりで来ました」

「主人の同僚が突然死したんです。51歳ですよ」

「それまでなにも具合の悪いところなんかなかったそうです」

「それなのに突然死です。心筋梗塞だろうということでした」

 私が話しました。

「そうですね。原因がはっきりしない突然死は心臓に原因があることがほとんどだろうと思います」

「比較的若い人に起こるクモ膜下出血だと、脊椎穿刺で出血が確認できます」

「脳脊髄液の中に血液が混じるからです」

「死因不明の場合には脊椎穿刺を必ずやります」

「それでなにもなかったので心臓に原因があると考えられたんだと思います」

「いずれにしても血圧は高くなっていたと思います」

 私が続けます。

「高血圧はこわい病気ですよ」

「血圧が高くなってもなにも症状が出ないからです」

「最初に出た症状が心筋梗塞による心臓マヒだったりするわけです」

「そうすると突然死です」

「でも、心臓ではなく脳のほうに症状が出ると脳卒中です」

「脳卒中も心筋梗塞のようにすぐに命にかかわることになることはあります」

「でも、命にかかわらないと寝たきりです。それは大変ですよね」

 私がさらに続けます。

「血圧が高いと、心筋梗塞をすぐにおこさなくても、心臓にじわじわと悪い影響を与えるんです」

「心臓は1分間に何回動くか分かりますよね」

「だいたい60回かそれ以上です」

「じゃあ1時間にはどれくらいになりますか?」

「かける60ですから、3600回以上です」

「じゃあ1日に何回か。かける24です」

「そうすると4000かける25とだいたい同じことになりますから、およそ10万回ですよ」

「心臓は1日に10万回も動き続けているんです」

「生まれた時から一度も休まずにですよ」

「休んだら終わりですからね」

「その状態で血圧が高いということはどういうことなのか」

「高い分だけ心臓に力を入れさせているんです」

「つまり筋トレをさせているんです」

「筋トレは筋肉を肥大させます」

「でも心臓の筋肉が肥大すると問題が起こるんです」

「血管が心臓の外側から来るだけだからです」

「厚くなった分内側の筋肉には血液が行きにくくなってしまうんです」

「だから、そこ血液が行きにくくなって腐ってしまう」

「つまりそれが心筋梗塞です」

「大きな心筋梗塞を起こさなくても、少しづつ心臓の筋肉が壊れてしまうこともあります」

「すると、そこの部分の心臓の働きが落ちてしまって心不全を起こしやすくなるんです」

「こういう風に血圧が高いために起こることは命にかかわることばかりなんです」

「だから血圧は下げる必要があるんですよ」

(つづく)

 分かりやすくするために簡単に話しましたが、血圧が高いままでいることが心臓にどれだけ悪いかということを説明しました。

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