がんなんかに負けてたまるか(KNさんの場合)~大腸がんの手術
「CTで見るかぎり、リンパ節の転移も、肝臓や肺への転移もありません。すぐに手術の予定を立てましょう。それで治りますよ」
担当医は、手術で治せることを強調した。
KNさんは納得した。やはりがんだった。が、転移はなく、手術で治るという。だとすれば、迷うことはない。手術をしてもらえばいい。
KNさんにとって、がんを確実に治せる方法は手術以外考えられなかった。それができるというのだから、迷う余地はなかった。
ただちに手術の予定が立てられ、手術が行われた。
KNさんのがんは上行結腸にできたがんだったので、右半分の大腸を切り取り、小腸と残った大腸の切り口とをつなぎ合わす手術が行われた。
大腸がんの手術は、直腸にできたもの以外は、それほど難しい手術ではない。というより、簡単といっていい。リンパ節を十分に取り去る必要はあるが、基本はがんを含む大腸を、リンパ節を含む腹膜とともに切り取り、腸の切り口をつなぎ合わせるだけですむ手術だからである。
現在では、それほど進んだがんでなければ、腹腔鏡という内視鏡カメラを使って手術することもできるようになった。これならば、おなかを大きく切る必要がない。したがって、入院期間も短くなる。
ただし、直腸がんでは、そうは行かないことがある。肛門に近いところにできた場合は、がんを取り残さないために肛門そのものを切り取る必要のある場合がある。その時は人工肛門をつくることになる。
しかし、ぎりぎりのところで肛門を切り取らずにすむようだという場合の手術が最も難しい。肛門の機能を障害しないようにつなぎ合わせるのが難しいのである。
※このブログが本になりました。「がんになって分かったこと~さまざまながんの素顔と元気な患者たち」という書名で、文芸社からの出版です。ネット販売もしています。
担当医は、手術で治せることを強調した。
KNさんは納得した。やはりがんだった。が、転移はなく、手術で治るという。だとすれば、迷うことはない。手術をしてもらえばいい。
KNさんにとって、がんを確実に治せる方法は手術以外考えられなかった。それができるというのだから、迷う余地はなかった。
ただちに手術の予定が立てられ、手術が行われた。
KNさんのがんは上行結腸にできたがんだったので、右半分の大腸を切り取り、小腸と残った大腸の切り口とをつなぎ合わす手術が行われた。
大腸がんの手術は、直腸にできたもの以外は、それほど難しい手術ではない。というより、簡単といっていい。リンパ節を十分に取り去る必要はあるが、基本はがんを含む大腸を、リンパ節を含む腹膜とともに切り取り、腸の切り口をつなぎ合わせるだけですむ手術だからである。
現在では、それほど進んだがんでなければ、腹腔鏡という内視鏡カメラを使って手術することもできるようになった。これならば、おなかを大きく切る必要がない。したがって、入院期間も短くなる。
ただし、直腸がんでは、そうは行かないことがある。肛門に近いところにできた場合は、がんを取り残さないために肛門そのものを切り取る必要のある場合がある。その時は人工肛門をつくることになる。
しかし、ぎりぎりのところで肛門を切り取らずにすむようだという場合の手術が最も難しい。肛門の機能を障害しないようにつなぎ合わせるのが難しいのである。
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