サルビアの会2月患者会(その4)

 この話を聞いて、前立腺がん治療中のMMさんが私に質問しました。

「お酒はほどほどにということは当然だと思いますが、休肝日とよく言いますけど、週に1日お酒を飲まない日をつくるというのは、どのくらいの効果があるんですか?」

 私が答えました。

「じつは1日だけ空けてもダメなんです。肝臓でアルコールが完全に解毒されるには、丸1日かかるんです。ですから、そのためには2晩続けて飲まないようにしないといけません」

 MMさんが続けて私に聞いてきました。

「アルコールを飲むと、最近は顔が赤くなるんですが、これはどういうことなんですか?」

 私が答えます。

「アルコールは分解されると、アセトアルデヒドという物質になります。そして、それがさらに分解されて酢酸、つまり酢になります。ところが、アセトアルデヒドを分解する酵素の働き方が人によって違うんです」

「最近赤くなることが多くなったとすれば、その酵素の働きが悪くなってきたということだと思います。そして何よりも、そのアセトアルデヒドが悪さをするんです」

「がんの原因になるんです。その酵素はのどや食道の粘膜の細胞にもあるので、それが少ない人はアセトアルデヒドが肝臓だけでなくのどや食道にもたまってしまい、そこのがんを起こします」

「つまり、アルコールが肝臓がんだけでなく、のどや食道がんの原因になるんです。タバコを吸っていると、なおさらです」

 これを聞いてTJさんが言います。

「私は、その顔が赤くなるほうだったんですが、若いころから無理をしてお酒を飲んできました。それが私の病気を起こしたんですね。もちろん、タバコは吸いませんし、今はアルコールはまったく飲みません」

 TJさんが続けます。

「私は、がん患者の守るべきルールがあると思います。それは、タバコを吸わない、酒を控える、体を動かす、野菜を食べるなどのことです。それを守れないと、必ずがんに負けてしまうと思います」

 きょうは、最後にTJさんががん患者のルールということを話して、締めてくれました。きょうは、生活全体について考えさせられた会になりました。

"サルビアの会2月患者会(その4)" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント