サルビアの会10月患者会(その1)

 食道がん治療後のTJさんは、茨城県で進めるがんのピアサポーター養成講座への参加に応募していましたが、県から登録されたとの連絡が来たそうです。よかったですね。

 TJさんが言います。

「自分で運転して水戸まで行きます。無料でいい話を聞かせてもらえるんですから、幸せですよ」

 TJさんには頑張って勉強していただいて、りっぱなピアサポーターとして活躍してもらいたいですね。

 そこへ、先月前立腺がんのご主人を亡くしたばかりのKZさんが来ました。私が聞きました。

「KZさん、具合はどうですか?」

 KZさんはうつむいてくびを振るばかりで、声を出せません。

 私が、死はいつだれにでも訪れる可能性のあることを話しました。少しの違いで自分が死んだかもしれない出会いがしらの事故の経験を話しました。

 すると、TJさんが言います。

「出会いがしらの事故はよく聞きます。それで私は思うんです」

「『交差点に入る時には、まず右を見て、左を見て、そしてもう一度右を確認して』と言われますが、『まず左を見て、つぎに右を見る』とすればそれだけでいいと思います。簡単で確実ですよね。どうですか?」

 確かに、大事な右側の確認をあとにするというのは、交差点に入る正しいやり方のような気がします。

 そういう話をしていると、あとから入って来た膀胱がん治療中のIEさんが、汗をかきながら聞いています。どうしたんでしょうか?

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