サルビアの会10月患者会(その3)

 膀胱がん治療後のHGさんが言います。

「訪問看護はどうやれば受けられるんですか?」

 私が答えました。

「まず訪問看護は、医療保険によるものと介護保険によるものがあるんです。どちらもかかりつけ医の指示がないと受けられません」

「そして、基本的に介護保険を使うことが優先されます。医療保険で受けられるのは、がんの末期など国が決めた疾患の場合だけです」

「それに介護保険を使う場合は、もちろん介護保険の認定を受けていないといけません。いろいろな条件があって分かりにくいですね」

 HGさんは言います。

「いつも診てもらっている先生に指示書を書いてもらうんですね?」

 私が答えます。

「そうです。医師の指示書が必要です」

「そして介護保険ではケアプランがないと介護保険のサービスが受けられませんから、訪問看護を受けたいことをケアマネジャーに相談してケアプランに載せてもらう必要があるんです」

「難しいですね?通常は介護保険を使いますから、要介護の認定を受けてケアマネジャーを選ぶことが先決です」

「そして、かかりつけの先生に訪問看護の指示をしてもらう。どこの訪問看護を受けるか、指示をしてもらうんですよ。わかりましたか?」

 HGさんが言います。

「難しいですね。でもなんとか理解できました。そういう情報がなかなか私たちには届かないですね。敬老のおまんじゅうなんかを配るよりも、そういう情報を市民にもっと分かりやすく伝えてもらいたいですね」

 それに答えて私が言いました。

「行政は、そういう情報を広報や市のパンフレットなどで知らせているんですよ。でも、市民にはなかなか届かない。まず、市民にとって活字を読むというのが難しいんでしょうね」

「こうして話を聞けば分かりやすいですよね。なので、市ではこういう風に を市民を対象にした講座を用意しているんですよ」

「古河市では出前講座というものがあるんです。私もいつくかのテーマで出前講座を担当しています。きょうも、この会のあとに市内のある自治会の集まりで認知症の話をしに行くんですよ」

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