サルビアの会10月家族会(その1)

 今回は、フォーラムの後、初めてのサルビアの会でした。 

 最初にすい臓がん治療中のNZさんが入ってきました。

 そして言います。

「私の場合、腫瘍マーカーがあまり上がっていないんです」

「なので、先生も腫瘍マーカーは気にしなくていいって言ってます」

 そう言いながら、検査結果票を私に手渡しました。

 それを見ると、確かにすい臓がんで数値が上がることの多いCA19-9は正常範囲でした。

 すべてのがんで上がることの多いCEAが微増しているだけでした。

 私が言いました。

「確かに、主治医の先生が言う通りです。腫瘍マーカーは気にする必要はないですね」

 NZさんが言います。

「おなかが張っているんで、その具合いを見ながら治療の効果が出ているかどうかを判断しているんです」

「今のところおなかの具合いは変わりありません。ところで、腹水ってどうしてたまるんですか?」

 私が答えました。

「おなかの中の内臓をくるんでいる皮のようなものが腹膜です」

「そこに炎症が起こると水がたまります。それが腹水です。腹膜の炎症は腹膜炎と言います」

「それはばい菌が起こすこともありますし、がんが原因で起こることもあります」

「NZさんの場合は、すい臓がんが原因で起こってるわけです」

 NZさんが言います。

「じゃあ、腹水のたまり具合いを見て行けばいいわけですね」

「この前のCT写真で、すい臓のしこりは小さくなっていると言われました」

「なので、なにを基準にしてがんの状態を見て行けばいいのかって思っていたんです」

「やはり、これからもおなかのふくらみ具合いで様子を見て行きます」

 NZさんのすい臓がんは肝臓にも転移していて、腹水もたまっている状態です。

 そして、抗がん剤治療を受けています。腹水が増えないことを祈ります。

(つづく)

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