サルビアの会7月家族会(その1)

 今回は新しい方が二人参加しました。

 最初の方はSTさんです。弟さんが肺がんで亡くなったと言います。

「弟は、肺の小細胞がんと言うがんで死にました。たばこも酒も好きでした」

「風邪ということで近くの医院で診てもらってたんです」

「あまり長引くから変だということで、病院へ行きました。それで分かったんです」

「肺がんが見つかった時には、もうあちこちに転移してしました」

「小細胞がんという診断でした。小細胞がんというがんは、一番悪性のがんだと言われました」

「脳に転移してたんです。なにか変なことを言うようになったなと思ってました。それは脳の転移のせいだったんです」

「抗がん剤をやりました。髪の毛が抜けて大変でした」

「でも、あと半年の命と言われましたが、抗がん剤が効いたのか、それよりはもう少し長生きできました」

 STさんが続けます。

「その私が、去年、肺がん検診で異常があると言われたんです」

「弟のことがあったので、びっくりして診療所に来ました」

「最初は小さなカゲがありそうだということで何回かCT写真を撮りました」

「でも、結局、心配のないものだということが分かりました」

「念のため、半年か1年後にCTを撮ることになりました。今は安心しています」

 肺がん検診は胸部レントゲン写真と痰の細胞診検査で行われますが、多くは胸部レントゲン写真が中心になっています。

 ですので、肺がん検診で異常があるというのは、胸部レントゲン写真で異常があるということになります。

 肺がんは少しでも早く見つけないと命に関わることになります。

 ですから、カゲがあった場合、少しでも肺がんの疑いがあれば異常ありとして精密検査の対象になります。

 実際、精密検査で実際に肺がんが見つかるのは3~4%くらいの人たちです。

 つまり、30人にひとりくらいの確率です。これが肺がん検診の実際の姿です。

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