テーマ:大腸がん

サルビアの会2月患者会(その1)

 大腸がん再発に抗がん剤治療を始めたOMさんは、今2回目の治療中だと言います。 「血液検査は問題ありませんでした。少しタンパクが足りないだけです」 「CTを撮りましたが、その結果を見せてもらってもなんだか分かりません。先生、どうなんでしょうか?」  それを見せてもらいました。  肝臓のS3という区域に小さなしこり…
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サルビアの会2月家族会(その2)

 MKさんが言います。 「体力がつく食事には気を使っているんですが、腸閉塞を防ぐ食事はどうしたらいいんでしょうか?」 「肉類はよくないって聞いたことがあるので、肉は食べさせないようにしているんですが・・・」  私が言いました。 「肉はタンパク質ですから、食べても腸閉塞にはならないですよ」 「タンパク質は小腸…
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サルビアの会2月家族会(その1)

 初めて親子で参加したMKさんが言います。 「友愛記念病院のがんサロンに参加してここを紹介されて来ました」 「夫が大腸がんなんです」 「去年健診で貧血を指摘されたんです。体重も4~5キロ減ってました」 「それで胃と腸の内視鏡検査が必要だって言われて、病院に行きました」 「それで大腸がんと診断されたんです」 …
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サルビアの会2月患者会(その1)

肝臓転移のある大腸がん治療中のOMさんが言います。 「抗がん剤治療の効果を見るために来週CTを撮ります。息子たちも一緒にその結果を聞きに行きたいと言って帰省しています」 「ちょうど春休みになっているんです。今までの検査結果は全部悪い結果だったので、みんなで今回こそいい結果をと期待してます」 「今回の治療は副作用が少なか…
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サルビアの会10月家族会(その1)

 市民フォーラム後最初のサルビアの会です。  最初に大腸がん治療中のOMさんとご主人が入ってきました。ご主人が言います。 「転移した肝臓の手術をする予定でしたが、肺にも小さなものですが1個転移がみつかってしまったんです」 「これをどうするかで、主治医と肝臓の担当医で意見がまったく違ってしまいました」 「主治医は肺…
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サルビアの会8月家族の会(その1)

 最初に肝転移のある大腸がん治療後のOMさんがご主人と一緒に入ってきて、真剣な顔つきで私に話しかけてきました。 「私、肝臓にまた転移が見つかってしまったんです。なので、これからPETをやることになりました」 「それでほかに転移がなければ、肝臓の手術をして、その後に抗がん剤をやろうということになったんです 「でも、もしほ…
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サルビアの会7月家族会(その2)

 そして、またSZさんが続けます。 「妻には私が元気をもらってました。だから、妻が死んだあと、私は何度も自分も死のうと思いました」 「今思い返すと、そのときは完全にうつになっていました。今、親元に帰っていますが、それにつけても思い出します」 「妻は料理が上手かったんです。それに比べて母の料理はあまりおいしくありません。…
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サルビアの会7月家族会(その1)

 今回初めて参加したSZさんが言います。 「ここは古河市のホームページの案内を見て来ました」 「今までは都内に住んでいて、そこで若年で家族を亡くした人たちの会があったので、その会に参加してました」 「2年前に妻が大腸がんで死んだんです。去年、古河に来ました。私の生まれたところなんです。今は両親と暮らしてます」 「…
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サルビアの会8月患者会(その5)

 会もそろそろ終わりというところで、大腸がんの術後再発が疑われてPET検査を受けたOBさんが入って来ました。 「PETで病巣が消えたんです。どういうことか分かりません。抗がん剤治療をやりましたが、私には副作用が強すぎて、とても続けることができませんでした。」 「だから、治療したなどとは言えないです。それでも効果があったと考え…
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サルビアの会7月家族会(その1)

 子宮がんの再発を乗り越えたMYさんが最初に入って来ました。 「前に患者会に来たことのある大腸がんが副腎に転移したOBさんですが、きのう病院で会って話を聞きました。PETをやることにしたんだそうです」  OBさんは、その直前に私の外来を訪れ、今後のことを相談に来ていました。じつは副腎の転移を切除したあとに、すぐそばのリンパ節…
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サルビアの会3月家族会(その2)

 今回、初めて参加したOBさんに私が聞きました。 「OBさんは、どうされたんですか?」  OBさんが答えます。 「私は患者本人です。病院のがんサポートセンターで、ここにいるMYさんと会ってこの会の話を聞いたんです。それで、今日参加しました」 「2年前に大腸がんの手術を受けました。ところが、その半年後に左の副腎に転…
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サルビアの会9月患者会(その4)

 ご主人が肝臓転移のある大腸がんの治療を終えたCBさんの奥さんが言います。 「主人が自分で勝手に転移の手術の日を決めてきちゃったんです。肝臓に2か所転移が出てきたって言うんです。肺にも1か所あるらしいですが、こちらはまだはっきりしないとのことです」 「だから、肝臓の転移を手術すると言うんです。私は反対しました。抗がん剤治療も…
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サルビアの会4月患者会(その4)

 そのTNさんの顔を見て奥さんが言いました。 「息子たちから応援してもらわなくちゃならなくなっているのも、主人をつらい気持ちにさせていると思います」 「それに、主人は今まで体を張って仕事をし続けてきましたからね。仕事以外に趣味があるわけではなし、仕事一途でしたよ。だから、それができなくなった今、本当につらいだろうと思います」…
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サルビアの会4月患者会(その3)

 TNさんはさらに続けます。 「今一番つらいのは、気が滅入ってしまうことだ。体を動かそうにも、人工肛門があると不便でしょうがない。肝臓に転移があるらしいが、それを治療するには抗がん剤を飲まなくちゃあならない」 「だが、治療費は払えない。生活のほうは、息子たちが応援してくれているから、なんとかなっている。これは、不本意だがしょ…
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サルビアの会4月患者会(その2)

 TNさんは続けます。 「俺は現場仕事一筋だったから、じっとしていられない。手術のあと、一時は10キロ以上もやせたが、食べられるようになって元の体重をとりもどした。だから、体を使った仕事をやれると思って、アルバイトで道路誘導の仕事をやった」 「3日間だったが、大変だった。トイレがないと人工肛門の処置ができない。工事現場では、…
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サルビアの会4月患者会(その1)

 今回は直腸がん治療中のTNさんが奥さんと二人で初めて参加しました。  TNさんは言います。 「俺は、職場の検診で便に血が混じっていることが分かり、精密検査で直腸がんが見つかった。手術は、人工肛門になるという話もあったが、結局、肛門はそのまま残すことになった」 「手術はうまくいったということだった。実際、たしかに手術の…
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サルビアの会4月家族会(その2)

 2年前にすい臓がんで奥さんを亡くしたTHさんは続けます。 「がんの人を見ると、私は妻のことを思い出してしまいます。モルヒネはどんなに使っても中毒を起こさないんですか?モルヒネを使っていた私の妻は、最後にはもうろうとしてしまって、昼夜の区別がつかなくなってしまった」 「だから、先生が夜に眠れるように睡眠剤を点滴しますというこ…
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サルビアの会4月家族会(その1)

 2年前に奥さんを膵臓がんで亡くしたTHさんが最初に口を開きました。 「腫瘍マーカーで、がんは全部見つかるんですか?」  私は答えました。 「腫瘍マーカーは、がんが進んでしまった状態で初めて出てくるんです。がん細胞が血液に触れるところで死なないとマーカーは増えない」 「マーカーというのは、もともとがん細胞の中に入…
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サルビアの会12年11月家族の会

 先月ご夫妻で患者の会に参加した小腸がんのAYさんが、お二人で参加。AYさんは、早速主治医に治療薬について聞いたそうですが、主治医は「あなたに使える薬はない」と。AYさんは、「がっかりした」と言います。  確かにそうですよね。期待して病院に行ったでしょうからね。私も責任を感じます。しかし、AYさんは抗がん剤の治療の副作用がひどか…
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サルビアの会12年10月家族会

 やはり今回も、最初はCBさんが口火を切りました。CBさんのご主人は、7月末に肝臓の転移巣と一緒に直腸がんの手術をしたばかりです。 「主人は楽天的過ぎるんです。あの大手術の後、夫は苦しくて手術なんか受けるんじゃなかったって言ってたくせに、主治医から転移も全部取りきれたと言われたら、もう治ったって言うんです」  CBさんは…
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サルビアの会12年9月患者会

 CBさんのご主人は、直腸がんと肝臓への転移の手術を終えて退院した後まもなく、吐き気が強くなって再入院したのだそうです。 どんな具合なのかを主治医にたずねると、「大したことはない。すぐに退院だ」とだけ。CBさんは、まるで「よけいなことは聞くな。もう来るな」と言われているように感じたと言います。  それを聞いて、YGさんは今…
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サルビアの会’12年9月家族会(その1)

 CBさんが少し興奮気味に入ってきました。 「先生、情報提供書は書けないっていうんです。だれにでも情報提供ができるわけがないって」  CBさんのご主人は、先月の患者会の記事でも紹介しましたが、肝臓に転移のあった直腸がんで、抗がん剤の治療を10数コース受けて効果があったので、7月末に肝臓と腸の手術を受けました。そして、人工肛門…
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サルビアの会’12年8月患者会

 CBさんのご主人は、先月末に大腸と肝臓の手術を受けました。それまで抗がん剤を続けてきて、これ以上抗がん剤投与はできないといわれたところで、悩んだ末に決心したのです。  腸閉そくと血便で発見された大腸がんでした。しかし、すでに肝臓に転移があったため、人工肛門を付けた上で抗がん剤治療が行われてきました。  さいわい抗がん剤は効…
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がんなんかに負けてたまるか(KNさんの場合)~最後のゴルフコンペ

 KNさんは、がんが進行しても、自分が生きるために、大好きなゴルフを続けた。KNさんはすでに70歳を過ぎていたが、ゴルフの仲間内では一番若かったので、ずっとゴルフコンペの幹事役を引き受けてきた。  最近、背中に痛みを感じることが増えたが、痛いと思って何もやらないとよけい痛くなると思った。  痛いから何もできないという人が多い…
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がんなんかに負けてたまるか(KNさんの場合)~カラ元気でもいいから元気でいる

 そのころ、KNさんの母親が転倒して腰椎の圧迫骨折を起こし入院した。その入院後、認知症の症状が重くなり、そのまま施設に入所することになった。KNさんの母親は、そのまま入所中だが、今でもKNさんが元気でいると思っている。  点滴治療をやめて食べられるようになり、KNさんは少し体重を取り戻した。タバコはそのままやめているが、少しの酒を…
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がんなんかに負けてたまるか(KNさんの場合)~残された自力でがんとたたかう

 しかし、その治療を続けた1年後、取りきれなかったリンパ節の大きさには変わりがなかったが、腫瘍マーカーが急に上がり始め、肝臓の転移が明らかになった。さらには、とうとう肺にも転移が出てきてしまったのである。  しかし、KNさんには、それでもとくになんの自覚症状もなかった。  主治医から、別の抗がん剤を試してみようと提案された。…
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がんなんかに負けてたまるか(KNさんの場合)~抗がん剤副作用を撃退する!

 副作用が出ることは、治療をする以上、仕方がないとKNさんは考える。  がん患者の会で、ほかのがん患者を前にKNさんは言った。 「副作用が出れば、それなりにからだの調子が悪くなるのは当然。ただ、それは治療をする以上、仕方のないことだと思う」 「生活に支障がない範囲なら、私は副作用が出てもまったく問題にはしない。副作用が…
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がんなんかに負けてたまるか(KNさんの場合)~本気で受けることにした抗がん剤治療と禁酒禁煙

 KNさんは、このとき初めて本気で抗がん剤の治療を続けるしかないと思った。  残念ながら自分のがんは手術で取り切れなかった。それならば、手術のつぎにがん細胞を殺す可能性の高い治療である放射線治療を受けるしかない。それに抗がん剤治療を加えれば、効果が増す。だとすると、その治療を受けるしかない。  そして、その治療の効果を阻害す…
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がんなんかに負けてたまるか(KNさんの場合)~再々手術の結果

 KNさんは重ねて言った。 「でも、取れる可能性が少しでもあるんだったら、手術してください」 「そうですか。じゃあ、やってみましょう。前の肝臓の手術のときのように、今度の手術のあと、腫瘍マーカーが下がってくれればいいですがね。」  こうして、KNさんの大腸がんに対する3度目の手術が行われることになった。  しかし…
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がんなんかに負けてたまるか(KNさんの場合)~再手術3年後の再々発

 その薬を飲み続け、さらに3年が過ぎたところで、主治医が血液検査の結果を見ながらKNさんに言った。 「腫瘍マーカーが、また上がり出したんです。どこかに転移が起こっている可能性が高いと思います。可能性の高いのは、肝臓とおなかのリンパ節、それに肺です。すぐにCTで確認してみましょう」  直ちに腹部と肺のCT撮影が行われた。 …
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