テーマ:子宮がん

サルビアの会2月患者会(その1)

 今回はMYさんが来週のがん予防推進員養成講座で話すがん体験談の予行演習があるので、それを聞こうという人たちが大勢集まりました。  初めて顔を会わせる人たちもいたので、最初に簡単な自己紹介をしてもらいました。その中に今回、初めて参加した人が二人いました。  ひとりはSMさん。子宮頸がんが肺に転移していて、その治療のために筑波…
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サルビアの会8月家族会(その3)

 MYさんが言いました。 「そうですね。これからは、そう言うことにします。がんの再発だけを心配していてもしょうがないですからね。それよりも、自分の健康を気にすることのほうが大切だと思います」 「私はしみじみ思うんです。自分ががんになってよかったって。がんになったことで、いろんなひとと出会えた。がん友です。もちろん、亡くなった…
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サルビアの会6月患者会(その2)

 子宮がん再発を克服したMYさんは言います。 「でも、死ぬことばかりを言っている人は、むしろ死ぬことはないんじゃないですか?言ってるだけだと思いますよ。死を考えない人はいないと思いますが・・・」 「ある時、お通夜のあとでお坊さんと話す機会があったんです。お坊さんは言うんです。『人が死んだ時に、だれもがどうして死んだと聞きます…
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サルビアの会12月患者会(その4)

 じつは、MYさんは子宮がんの手術を受けた直後にもおなかに放射線治療を受けていました。その後遺症も起きていて、おなかの痛みに悩まされてきました。 「ずっとおなかの痛みの原因がよく分からなかったんですが、どうも放射線による腹膜の癒着が原因だろうということになりました」 「膀胱のまわりに腹膜が癒着していて、おしっこが貯まって膀胱…
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がん友(MYさんの場合)~がん患者はみんなが「がん友(とも)」に

 MYさんは、がん患者はもっと外に出て仲間を増やすべきと思う。閉じこもって悩んでいても、なにもいいことはない。落ち込んでいては、そのために免疫力が落ちてがんに負けてしまう。  MYさんも、がん病棟で傾聴ボランティアを続けているがん患者のひとりだ。がんの最大の苦しみと痛みを経験した自分には、がんで苦しむ患者になにが必要なのかが分かる…
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がん友(MYさんの場合)~がんとは仲良く

 MIさんはいう。 「私はがんに恋をするのがいいと思う。恋をすれば相手を知ろうとする。がんも同じ。がんはよく知ることが大事。相手を知り尽くして、どうすればいいかを考えればいい。だから、私はがんを嫌いになるんじゃなくて、がんに恋をする」  MYさんもまったく同感だった。 「がんと仲良くなればいい。私のがんだって、そう思ってい…
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がん友(MYさんの場合)~新しい「がん友(とも)」の入院理由

 MYさんは尋ねた。 「それで今はなんのために入院してるんですか?」  MIさんは答えた。 「じつはその後、乳がんになってしまったんです。そして手術を受け、その後の抗がん剤の治療中なんです」  MYさんは、大変な病気を患って、自分は世界中で一番つらい思いを余儀なくされていると思っていたが、MIさんはそれどころではない。ベ…
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がん友(MYさんの場合)~新しい「がん友(とも)」

 今回の入院で増えたMYさんの「がん友(とも)」のひとりに、MIさんがいる。  MIさんは、MYさんが点滴治療を続けていた時、乳がん手術後の治療のため大学病院に入院していた。そして、治療のためにいた部屋からもとの病室にもどる途中、たまたまMYさんの部屋にMIさんが移ってきて、隣同士になった。    MIさんが声をかけてきた。 …
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がん友(MYさんの場合)~左腕のむくみとリンパマッサージ

 MYさんの左腕のむくみは、治療による後遺症である。  放射線治療によって脇の下にあったがんが固まるとともリンパ管がつぶれ、上肢のリンパ液のもどりが悪くなってしまったことが原因である。この腕のむくみは乳がんの手術のあとにも起こることが多い。  MYさんは、リンパマッサージがいいと聞いて、それを受けることにした。  マッ…
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がん友(MYさんの場合)~消えたがん

 この時点でCT写真を撮ると、放射線治療医がいった通り、MYさんの脇の下と頚部にあったしこりは完全に消えて、小さな固まりになっていた。  しかし、この固まりが、神経や血管、そしてリンパ管を巻き込んでしまっている。つまり、がんが治って固まると同時に、神経や血管、そしてリンパ管をいっしょに固めてしまったのである。  このため、痛…
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がん友(MYさんの場合)~抗がん剤と麻薬の終了

 結局、MYさんの抗がん剤治療は2コースが予定されたが、1コースと半分を行ったところで中止された。ステロイド剤による副作用の糖尿病が悪化したことと、白血球が減ったまま元に戻らなかったためである。   また、痛みがかなり軽くなってきたことも止めることになった理由のひとつである。MYさんは、痛みが取れれば、それでよかった。主治医からの…
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がん友(MYさんの場合)~抗がん剤の副作用

 今ではどこのがんの治療でも使われる抗がん剤が、このプラチナ製剤である。これはある程度の効果を期待できる薬だが、副作用が強い。まず、第一に強い吐き気を催す。つぎに腎臓に強いダメージを与える可能性が高い。したがって、それらの副作用を抑えるための対策が必要である。  とくに、この抗がん剤から腎臓を守るためには、同時に多量の水分を点滴す…
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がん友(MYさんの場合)~抗がん剤治療の受け入れ

 PETの検査では他の場所にはっきりした転移は見つからなかった。  主治医は言った。 「MYさん、ほかに転移らしいものは見つからなかったよ。よかったね。だとすれば、今、抗がん剤の治療をやれば、左の腋の下の転移巣に対してだけでなく、他の場所にあるかもしれない転移の芽に対しても抗がん剤は効果を発揮してくれる可能性があると思う。つまり…
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がん友(MYさんの場合)~医師と患者

 多くの人は、治療を任せる医師には遠慮をする。体を預けている相手に、なにをされるか分からないとまでは言わないが、失礼をして不愉快な思いをさせると、きちんとした治療をしてもらえなくなるのではないかと心配になることがあると思う。そこまでは考えなくとも、治療をお願いしている医師には、自然に遠慮がちになるのがふつうだ。  しかし、MYさん…
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がん友(MYさんの場合)~PET検査を巡る主治医とのトラブル

 MYさんにもステロイド剤による副作用が起こった。太っただけでなく、糖尿病も出た。それにもかかわらず、予定の放射線治療が終わった時点でも、まだ痛みとむくみは残っていた。主治医は、抗がん剤の点滴治療も追加したほうがいいだろうと言った。  抗がん剤治療については、放射線治療中、MYさんは放射線治療医になんとなく相談したことがあった。 …
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がん友(MYさんの場合)~転移の治療とステロイドの副作用

 しかし、脇の下の転移巣は増大し続けると同時に、左腕全体がむくみ、しかも動かし難くなってきた。リンパ浮腫と神経マヒである。  リンパ浮腫は、乳がんの手術を受けたひとにもしばしば起こる。脇の下のリンパ節を取る手術によってリンパ管や細い血管が一緒に切除されるため、その手術の後に腕からのリンパ液や血液の戻りが悪くなり、腕全体がむくんでく…
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がん友(MYさんの場合)~オピオイドの開始

 MYさんは、オピオイドを使うことを了解した。そして、その副作用によって吐き気が出ると聞かされ、それを抑えるために吐き気止めを一緒に飲み始めた。その吐き気止めのせいか、あまり吐き気を感じることはなかったが、歩いている途中、突然嘔吐した。吐き気がなくても、体が揺れるような状態では、突然、吐いてしまうのだった。    したがって、副作用…
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がん友(MYさんの場合)~がんの痛みとオピオイド(モルヒネ製剤)

 主治医はすぐに言った。 「もう限界だよ。治療しなけりゃ、ますますひどくなる。とにかく入院しよう」  MYさんは、この主治医の言葉を、今回は否定できなかった。  入院すると、痛みを取るためにすぐにモルヒネ製剤(オピオイド剤と総称される)が必要と言われた。 「MYさん、がんの痛みにはモルヒネを使うのが一番だよ。どうかね?」 …
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がん友(MYさんの場合)~がんと痛み

 そうして2年が経った。MYさんは、まだ生きていた。しかも元気だった。しかし、脇の下の転移巣はさらに大きくなり、そして痛みがでてきた。がんが脇の下を通る神経に食い込み始めたのだ。これががんの痛みである。つぎの大学病院での診察の時、主治医にひどい痛みが出てきたことを話した。  がん細胞は、たとえ骨であっても壊しながら増殖する。がんに…
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がん友(MYさんの場合)~大学病院で出会った多くの「がん友(とも)」

 MYさんは、抗がん剤によって体に備わっている自然の免疫力が壊されてしまうと考えていたので、抗がん剤の治療を受けるよりも、自分で自然の免疫力を強めるものを見つけようと本をあさった。  最初に見つけた本は、笑うことによって免疫力を高めるというものだった。もともと笑うことはMYさんの得意なことだった。気持ちが落ち込みそうになると、無理…
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がん友(MYさんの場合)~思わぬところへの転移再発

 信じられない気持ちで退院した後、病気になる前とまったく同じ生活にもどっていたMYさんは、8か月が経ったころ、左の腋の下にしこりができているのに気づいた。それが、しだいに大きくなっている。  手術を受けた大学病院の産婦人科での定期診察の日に、主治医に聞いた。 「先生、左の腋の下にしこりができたんです。だんだん大きくなっているよう…
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がん友(MYさんの場合)~「がん友(とも)」と抗がん剤治療

 MYさんは、退院後1か月に一度大学病院の外来に通った。そのつど、自分の入院していた病棟を訪れ、まだ入院を続けている病友を見舞った。そう、この治療を共にしたがんの病友を、MYさんは「がん友(とも)」と呼ぶ。  かれらは、抗がん剤の治療を続けていた。点滴の回数が増えるにつれ、それまで元気だった「がん友(とも)」は元気をなくしていった…
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(がん関連情報)~うつるがん・ワクチンで予防できるがん=子宮頸がん

 前述のように子宮頚部がんの原因はウイルスであることが分かっている。このウイルスは、ヒトパピローマウイルス(HPV)と呼ばれる。このウイルスは子孫を残すために必要な性行為で感染するので、やっかいである。通常の女性は、一生のうちに半数のひとがこのウイルスに感染すると言われている。  しかし幸いなことに、現在、このウイルスに対する予防…
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がん友(MYさんの場合)~奇跡の生還

 すぐに予定が立てられ、手術は翌週行われた。10時間を超す大手術だったが、教授の言葉通り、がんはうまく取り除かれ、出血も止まった。  MYさんにとって、手術の傷の痛みは、それまでの死の不安ととなり合わせの痛みと比べれば、何でもなかった。むしろ、手術の後の痛みは治る痛みである。うれしい痛みだ。  10日後、病理検査の結果が出た…
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がん友(MYさんの場合)~手術へ

 大学病院に移っても、出血の続く子宮頚部を圧迫して、止血するためのタンポンを膣から毎日入れ替える必要があった。これが痛い。がんの病巣を圧迫するから痛いのだと思うが、圧迫しないと止血できない。MYさんは、タンポンを取り換えるたびに悲鳴をあげた。  大学病院では、輸血を続けながら、追加の検査と治療方針の検討が行われていた。MYさんは、…
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(がん関連情報)~子宮がんにも2種類がある

 子宮がんと一口に言っても、そこには性質の違う2種類のがんがある。つまり、子宮がんには、子宮の入口の頚部にできるがんと胎児が育つ場所である子宮体部にできる二つのがんがある。  これは肺がんに、空気の通り道の気管支にできるがんと、出入りする空気で膨らんだり縮んだりする肺そのものにできるがんの2種類があるのと似ている。組織型と言われる…
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がん友(MYさんの場合)~恐れていた子宮がんの診断

 それにしても出血はひどくなっていた。当てたパッドはすぐ真っ赤になった。痛みも出てきた。  主治医は、診察するとすぐに言った。 「MYさん、よくここまで我慢しましたね。とにかく、すぐに入院して血を止めなくては」 「先生、私の病気はがんじゃないんですか?」  MYさんは、最も心配していたことを主治医に聞いた。 「可能…
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がん友(MYさんの場合)~生理とは違う出血

 MYさんは、最近、生理の量と日数が増えているような状態が気になっていた。ところが、今回は生理ではなく、明らかな出血だった。  そのころMYさんは、ひどい肩こりを一回の治療で治してくれた鍼灸師を信頼し、ときどき治療を受けに行っていた。その鍼灸師に出血のことを相談してみることにした。 「先生、婦人科のことですが相談に乗っていただけ…
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