サルビアの会8月家族の会(その4)

 すると、みんなが言います。

「そう、私も最初は大変だった。夫のいない生活は考えられなかったですからね。一人でいると、毎日が涙、涙でした」

「夫が死んだあとも、家に帰ると、いないはずの夫に必ずただいまと声かけをしてました。それが慰めでもあったんでしょうね。夫がいなくなったとは思いたくなかったのかもしれません。確かに、それがずっと続きましたね」

 KBさんが聞きます。

「その間どうしてたんですか?」

 別の参加者が答えます。

「この会に参加して、同じように悩んでいる人に会うことができました。そして、お互いに電話したり、会ったりして話をして来たんです。その話の間にも、最初のうちは涙ばかり。でも、それで気持ちがまぎれていたと思います」

「ですから、少なくとも月に一回のこの会に参加して行くのはいいと思いますよ。だれにも気がねなく涙が流せますからね。」

 そうです。家族の会の役割の第一がそれです。家族を亡くされたあと、苦しみが続いている人のためにある会です。立ち直りのきっかけに少しでも役立つことができればいいと思います。

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