サルビアの会10月患者会(その2)

 胃がんの治療後8年が経ったUDさんが言いました。

「確かに歩くにはなにか変化を見つけながら歩けば違いますよね。周りの風景やら、鳥やら、歩きながら色んなものが見えるから、それを楽しみながら歩くといいでしょうね」

 YGさんは違うようです。

「私は、なにがなんでも歩くんです。杖をついて道路を見ながら歩きます。ころぶと大変ですからね。でも、ときどき道端にかわいい花が咲いているのをみつけるとうれしくなりますね。でも、景色を見るなどというゆとりは、私にはありません。それでも歩くんです。寝たきりにならないように・・・」

 すると、TJさんが最近のことを話しました。

「いつも走っている道で、ときどき必死にシルバーカーを押して歩いているおばあさんと会うんです。ふつう、私は走っている時にはだれにも声をかけることなんかしないんですが、そのおばあさんに会うときは別です。その姿を見ると、なにか自分と同じような思いでいるんだろうなという気持ちになって、声をかけてしまいます」

 今回は、歩くことで盛り上がりました。結局、寝たきりにはなりたくないと、だれもが思っていることが分かったわけです。

 私が、歩くためには腰や下肢の筋力が必要だと説明しました。歩くこと自身がリハビリなのです。ただし、走ることは膝や下肢にかなり負担をかけることになるので、あまり勧めないと話しました。無理に走る必要はなく、歩くだけで十分だということです。

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