サルビアの会7月患者会(その3)

 食道がん治療後のTJさんが言いました。

「私も熱中症を起こしました。この間、暑い日がありましたが、その時に水も飲まないでパソコンに夢中になっていたんです。そしたら、急に声が出せなくなってしまったんです」

「意識はありました。すぐに病院へ行って脳のMRまで撮ってもらいましたが、異常はないということで、熱中症だろうと言われました。脳梗塞にはなっていなかったんですが、一時的な脳梗塞直前の状態になったんだろうと言われたんです」

「危なかったですね。がん患者も、がんだけじゃなく、がん以外で死ぬことも十分あり得るんだということが分かりました」

 TJさんが続けて言います。

「熱といえば、がん細胞は熱に弱いというのはよく聞くことですが、塩分や油分にも弱いと聞きましたがどうなんですか?」

 私が答えました。

「そうですね。がん細胞は熱に弱いというのは以前から言われています。実際に温熱療法という治療法はありますからね。岩盤浴も、そういう温熱療法の一種なんでしょうね。ただ、私はがん細胞が塩分や油分に弱いというのを聞いたことがありません」

「反対に、がん細胞は酸欠状態に強いですね。一般に未熟な細胞ほど酸欠状態には強いと言われます。がん細胞は、成熟した細胞が変化して未熟な性質に戻ってしまった細胞です。ですから、酸欠状態に強いと考えられます。これは、抗がん剤の効きにくい理由のひとつです」

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