サルビアの会9月患者会(その2)

 膀胱がん治療後3年が経つHGさんと肺がん治療後1年のASさんが入ってきました。TDさんが続けて話します。

「いまのところなにも具合の悪いところはないので、おそらく検査の結果も問題はないと思ってますが、もし再発したらどうしようかと自分でその場合の行程表をつくっているんです」

「主治医の先生は、『もしつぎに再発したら手術かな』なんて言ってますがね」

 膀胱がん治療後のHGさんが言います。

「私はいつも最悪のことを考えてしまいます。自分の膀胱がんが再発したら、放射線治療ということになるんじゃないか。もしそうなったら、副作用を考えると陽子線治療などの新しい方法で治療してもらうのがいいんじゃないか」

「でも、そうするにはいまから筑波大学などの新しい放射線治療のできるところで診てもらうようにしていないと、必要になったときにその治療が受けられないんじゃないか、なんて心配してしまうんです」

 私が言いました。

「HGさんはいつも再発を心配しておられますが、私はすでに治療を受けた部分の再発の心配はないと思うんです」

「その再発ではなく、いままでなんともなかったところから新たに別のがんが出てくることを考えることは必要だと思います。膀胱がんの原因になったものは、HGさんの膀胱粘膜全体にすでにがんの種をまき散らしてしまっているんですからね」

「もし本当にそうなった場合、それは前のがんの再発ではありませんが、また膀胱にがんができてきたわけですから、膀胱がんの再発には違いがありません。でも、その場合のがんは、おそらく早期のがんです」

「内視鏡だけで治せるようなものだと思うんです。最悪の場合でも、そのような早期のがんです。ですから、初めから放射線治療のことを考える必要はないんです。それはよけいな心配だと思います」

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