サルビアの会3月患者会(その1)

 今回も保健師のKHさんが最初に入って来ました。そしてまもなく、先月自分のがん体験をがん予防推進員養成講座で話したばかりのMYさんが若い女性と一緒に入って来ました。

 MYさんが言います。

「これは、私の孫です。初孫なんですよ。それが、中学を卒業して来月から高校です。一番ゆっくりできる時期なので、社会見学のために連れて来ました」

 そのお孫さんが言います。

「でも、宿題があるんです」

保健師のKHさんが言いました。

「学校は、簡単には休ませてくれないですね?」

 そうこうするうちに参加者が増えてきたので、私が言いました。

「MYさんの体験談は、ずいぶん好評だったようです」

 MYさんが言います。

「私はほめられるとダメなんです。のぼせ上がってしまって、思っていたことができなくなってしまいます」

「話し終わったあと、県の担当者の方から感動しましたってメールがあったんですが、それで参ってしまいました。その一言でなにもできなくなってしまったんです」

「『なんとか無事にすみました』って先生に報告するつもりだったんですが、それができなくなってしまいました。こんな具合です」

 私が言いました。

「そんなことは別に構いません。でも、確かに分かりやすい話になっていましたよね。よかったと思います」

 MYさんは照れながら話します。

「会場では、私の話のあとに子宮がんについてのドクターの話があったんですが、私は疲れ果てて会場から出てしまいました」

「そしてトイレに行くと、何人かの参加者の方と出会いましたが、みなさんが『頑張ってください』って言うんです。それは私が参加者のみなさんに言う言葉だと思いましたけどね・・・」

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