サルビアの会7月家族会(その2)

 つぎに、ご主人を大腸がんで亡くしたKNさんが言います。

「きょうは先生にお聞きしたいことがあるんです。次女の旦那が線維筋痛症とかいう病気になってしまったんです。インターネットで調べましたが、よく分かりません。いったいどういう病気なんですか?」

 私が答えます。

「痛みの場所や個数についての診断基準があるんですが、簡単に言えば、からだのあちこちが痛む状態があり、その痛みの原因と考えられる病気がはっきりしているものを除いたものが線維筋痛症と言うことができると思います」

「つまり、原因の明らかではない体中に痛みのある状態の総称と言ったらいいでしょうか」

 KNさんが言います。

「PETやMRの検査をしても異常がなく、ステロイドを飲んだら痛みも楽になったので、娘もインターネットで調べたらしく『命にかかわる病気じゃないからよかった』なんて言ってるんです」

「本当にそれで大丈夫なんですか?ステロイド剤を飲むなんて聞くと心配になっちゃう」

 私が答えます。

「命にかかわりのない病気なのは確かですから、本当によかったんじゃないですか。それにステロイドも必要最小限で飲む限りはそんなに心配ないですよ。おそらく、少しづつ減らしていくと思います」

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • サルビアの会 (7月家族会) に参加

    Excerpt: 第1土曜日は、古河福祉の森診療所で、がん患者の家族会が開かれています。 「がんなんかに負けてたまるか」~がん患者会の人たち Weblog: 開業保健師  みんなの“自分らしさ”を大切に racked: 2015-07-06 08:12