サルビアの会8月家族会(その4)

 つぎに、TJさんがひとりで山登りをして危ない経験をした話をします。

「山小屋に泊まって登るということにしたら、もうカミさんは山小屋に泊まるのはいやというので、私は一人で登ることにしたんです」

「そうしたら、翌日の帰り道が大変だったんです。山小屋のお弁当は、仕方ないと思いますが、量が少ないですね」

「いつもはカミさんと一緒ですから、食べ物は十分あるんですが、こんどはカミさんがいなかったから、食べ物が十分じゃなかった。山小屋で用意してくれたお弁当は、図体の大きい私には少なすぎました」

「下りの山道で、スタミナ切れを起こしてしまったんです。ふらふらしてしまい、もう少しで倒れるところだったですよ。脚が前に出なかくなったんです」

「でも、なんとか日が暮れる前に降りられました。こんな風に遭難することがあるんだと思いましたよ。腹が減って動けない。しかも暗くなっては、道が分からなくなりますからね」

「食べ物は本当に大事です。思い知らされました」

 それにしても、TJさんは元気です。胃がんの内視鏡手術をしたあと、しばらく安静の指示が出て、走ることができなくなっていたことの反動でしょうか。アルプスの縦走をすることにして、山小屋に1泊し、やり遂げたのです。

 KNさんが言います。

「私は歩くのはダメ。できないんです。娘がスイスの方にいて、山岳ガイドのような仕事をしてますが、どうしてそんなことができるのか、私には信じられないんです」

「スイスに来ればなんて娘は言うんですが、それに一度は行ったんですが、ダメです。娘夫婦がいない間、私は家で一人きり。なにもすることがないんです」

「テレビをつけても何を話してるのか分からない。外へ出ても話は通じない。つまらなかったです。結局、家にいて食べるだけ。太るだけでした」

 そうですね。KNさん、外国じゃなくても、昼寝ばかりじゃダメですよ。太るばかりです。昼寝をやめて、好きじゃないでしょうけど歩くことですね。

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  • サルビアの会 (8月家族会) に参加

    Excerpt: 8月1日(土)は 茨城県古河市のがん患者家族会に参加しました。 Weblog: 開業保健師  みんなの“自分らしさ”を大切に racked: 2015-08-16 11:26